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〈日々の記録〉映画『バジーノイズ』の余韻

今日も1日お疲れさまでした!
金曜日の夜ですね✨

私は今、週末に映画『ミッシング』『青春18×2』どちらを観るか、決められずにいます。いつも迷うんですよね……特に、ひとりで観る映画は。

そんなふうに、決められないひとり映画ですが、迷わず公開日に観ようと、心に決めていた映画がありました。少し前に公開された映画です。

『バジーノイズ』🎬

原作を存じ上げなかったのですが、予告を見て一瞬で引き込まれてしまいました。
単純な青春ラブストーリーではなさそうだと。

期待を大きく上回る感動で、鑑賞後は余韻に浸れる場所を探してしまったほど。→結局いつもスタバに吸い込まれます。

『バジーノイズ』どんな映画?

何もいらない。
頭の中に流れる音を、形にできればそれでいい。
そう思っていた清澄は、好きなこともやりたいこともなく、他人の「いいね」だけを追いかけてきた潮に出会う。

「寂しくって、あったかい」清澄の音楽に初めて心を震わせた潮は、たくさんの人にそれを届けたいと、SNSでバズらせる。

潮に導かれバンドを組んだ清澄が、仲間と音を創り出す喜びに目覚めた時、突然、潮が姿を消す。

心に開いた空洞に、どう対処していいか分からない清澄を、音楽はさらに新たな道へと導こうとしていた──。

映画『バジーノイズ』公式ページより

言いたくてたまらない感想

ネタバレや考察はありません。早速感想を書きます。

まず、音楽好きな人が観たら、音楽に関わる人が観たら、ものすごく心に響く映画だと思います。
映像も音楽も終始とても美しくて、青く清々しい感動に包まれまること間違いなしです。

ラブストーリーとして見た時によかったと思うのは、ひとりよがりと言われた清澄の音楽が、潮に出逢い、潮とふたりになって、ふたりよがりの音楽へ変化していく、というところ。
ふたりよがりという表現にキュンとします。

心がチクッと痛む瞬間が続く

映画の題名のバジーノイズ、意味は雑音ということなんですよね。ノイズが紡ぐこのストーリーの中で、雑音ってどんなものなのか。SNSと切っても切り離せない音楽業界の今。様々なことが想像できます。

映画の登場人物ひとりひとりに想いを寄せると、心がチクっと痛む瞬間が続きました。とても大きな痛みではなくて、共感できる小さな痛み。

孤独や不安な気持ちは、多かれ少なかれ誰しも持っているもの。そんな痛みを癒してくれるのは、音楽だったり、他人とのささやかな繋がりだったりするんですね。

タイトルの「バジーノイズ」とは、虫の羽音のような雑音の意味らしいですが、音楽用語としては、楽曲に変化を与えたりエッジをきかせたりするノイズという意味もあるようです。

映画.comサイトより

さいごに一言

誰かを想ったり希望を抱いたり、潮と清澄の生き方に、一瞬たりとも目が離せず、あたたかい涙が止まらない映画でした。

素晴らしい映画をありがとうございます。
音楽を届けてくれる全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。ひとつひとつの作品を、大切に聴いていきたいと思います。

読んでくださってありがとうございました。
週末どちらを観ようかな(๑• •๑)?

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