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【作曲テクニック】どうしても曲が浮かばない場合の対処法4つ

 毎日曲を作っていると、どうしても何も浮かばない時ってありますよね。
そんな時はちょっとしたとっかかりを脳に上げてあげると、その後スムーズに曲作りが進んだりします。
そんなテクニックを少し書きます。

1 シンセのプリセットを片っ端から試聴してみる

 プリセットからしっかり作り込んであるようなソフトシンセがオススメです。ReFXやOmnisphere など。とりあえずはポリシンセ系やアルペジオ系のプリセットから攻めてみると良いと思います。
音色に触発されて曲ができることも多々ありますからね。内臓エフェクターなども弄りながら曲作りのテンションが上がってくるのを待ちましょう。新しいソフトシンセのデモ版をダウンロードして遊ぶのも良いかもしれません。曲ができない時こそ遊び心を忘れたくないものです。

2 かっこいいリズムループをまず見つける

 普段からコツコツストックしているループ素材をランダムに聴いてみて気分が乗ってくるまで繰り返します。
日頃のネタ集めがここで効いてきます。良いグルーブに出会うと自然にメロディが浮かんだりします。良いリズムループに出会ったら次にそれに合うベースパターンに取り掛かるのも良い方法です。またループはもちろんリズムばかりでないので、核となるシンセパターンをサンプルループで探してそこから肉付けしていくのも有効です。

3 アルペジエイターでフレーズ作りから入る

 例えばOmnisphereのアルペジエイターにはたくさんのプリセットが入っていますが
ベースラインなどで普段使わないようなアルペジエイタープリセットの音色をはめてみると、意外と新鮮で視界が開けたりします。
主なるメロディラインから作る必要は全くなく、良いイントロやリフが先に浮かんでも全然構わないのです。


Omnisphereのアルペジエイター設定画面

4 参考曲を見つけ音の組み合わせを変えて遊んでみる

 どうしてもメロディ先行で作りたいのであれば、ヒット曲のサビのメロディの音の組み合わせを変えてみてとっかかりを作る。
あくまでも似ない程度にすることが肝心です。

そして、最終的に上記の要素全てをつぎ込んでまず8小節作ってみましょう。
何かしら曲らしきものができてくるはずです。あとは推敲を重ねて曲の精度を上げていけば良いのです。

 あと、どうしてもうまくいかない時は、よくない仕上がりでも無理やり1曲出来上がりというふうにしてしまって区切りをつけ、次作に取り掛かると憑き物が取れたように良い曲がすんなりできることがあります(これは昔僕が、有名作曲家に習っていた時教えてもらった対処法)途中で曲作りを止めるのでなくあくまで完成させるというところがキモです。

おわりに

上記全てを試してもダメな時は、もういったん寝ちゃいましょう(笑)

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