晴れやかさを躊躇うだなんてね

こんばんは。

本日の新作は飾り結びのヘアゴム、第７弾でした。

「はれ束ねる」（minne、Creema、BASE、iichi、STORES）

ご好評を頂いて調子に乗り、ノリノリ作ってとうとうこの赤で第７弾。
通常、nuta designでは同じデザインでカラーバリエーション展開するタイプの物を作る場合には
どなたにもよく似合って華やか、主役級の存在感を醸し出すことのできる「赤」はかなり早い段階でお出しすることが多いのですけれども

今回は、赤で作ったら素敵だろうなあと思いながらなんとなく躊躇う気持ちがあり、いつまでもいつまでも延ばし延ばしにしておりました

このシリーズ自体への注目度があんまり高まらなかった場合、なんなら作らなかった可能性もあるくらい。



それが何故なのかというと
もう何度も書きすぎてだいぶ食傷気味になって来ましたけれども諸々のここ最近の社会情勢に負うところが大きくて

そもそもnuta designは何よりもアクセサリーをつける方の気持ちによりそうこと、その背中を押し手を引き、誰にも会わない一人の部屋であっても良い心地で過ごして頂くことを重大なコンセプトとして作ってきていて

だから、「赤」というのは大変に大切に、かつとても頼もしく扱って来ている色、で、あるから、いや、だからこそ？



できるだけ心穏やかに、アクティブにお出かけをすることなく過ごすことが推奨されるこの時期に心休まる色味で、質感で

ということを念頭におくと

少々赤は強烈すぎやしないか
「外」に向かうことを助長してしまいはしないか

ということがね
小心者なりに心配になったりしたのでした




その一方で


気持ちが何かと落ちがちになるこのシチュエーションで「赤」の新作を出さないってどういう了見よこのヘタレめ

と自らを責める部分もありつつの


（復活販売で赤を使うことには不思議とそれほどの抵抗はなかったのだった）


結果、６月に入ってからの「赤」の登場となったのでありました
少し遅かったかなとも思っている、そこは少々反省。

さて

明日はまた復活販売に戻ります

2020.6.2. nuta design