ジーンズ「らしさ」を求めて
ユニクロのストレッチジーンズの機能性は素晴らしい。
このジーンズを履いたままフルスクワットをしてもなにも問題はない。
しかしあくまで機能性は、という話。
見た目の風合いはデニムのそれとは大きくかけ離れてる。
それは機能性を得るために化学繊維を混ぜているから。
しかも昨今出してるジーンズは化学繊維の割合が多くなって、ますますデニムの風合いは遠のいてる。
(ちなみに今私が履いてるユニクロのジーンズは綿90、化繊10の割合)
確かに機能性はまったく文句はない。
が、私がジーンズを履く目的からはほど遠い。
もっとかったい、ごわごわした、そして美しいジーンズがほしい。
それは合皮の技術が発達した現代で、Schottのライダースが欲しいというのに似てる。
各々がもつ「こだわり」かもしれない。
そこで今、目をつけてるのがA.P.C.のプチニュースタンダードだ
ジーンズといえば…となれば人それぞれあるだろうけど、私にとってジーンズといえばA.P.C.になる。
リジットデニムで、ほどよくテーパードがかかったシルエット。そしてこの風合い。完璧。
さらに値段も22000円とギリギリ許容範囲。
似たようなジーンズがユニクロの+Jで販売されている。
こちらも3000円代だと破格のクオリティだが、こちらはシルエットがストレートになってる。
一度テーパードの良さを知ってしまうと、なかなかストレートやブーツカットは履きにくくなる…。
どうしてもというなら、裾幅を詰めるなどすれば少しは好みになるかな、と。
お直ししても2000円ちょっとで、トータル6000円ほどで手に入る。
さきのブランドより3分の1以下だ。
が、それはそれ、これはこれ。
ときには値段関係なく「これほしい!!」と思った服を着たいとおもうのもまた人情かな。
いつかこの服が手元にくる日を夢見て。
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