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「僕は君たちに武器を配りたい」を読んで

こんにちは。看護師の福士知志(フクシサトシ)です。

今日は瀧本哲史さんの、「僕は君たちに武器を配りたい」という本についての記事です。

オンラインサロン #メモ魔塾 の中で、著者別読書会:瀧本哲史さんが開催されることになり、この本を読みました。(積読になっていた。)

結構シンプルにまとめたので、良ければ読んでみてください!


<概要>

個性のないものは全てコモディティとなり、安さだけが売りになる。コモディティでは生き残れないのだ。脱コモディティ化したスペシャリティ人材になる必要がある。スペシャリティ人材とは、他のものに代替できない唯一の人である。

脱コモディティのためには、どんな差異をつくり、意味のある人になるかが重要である。差異をつくるには、コンフォートゾーンを抜け出し、リスクをとりにいく必要がある。

自分の信じるリスクをとりに行くのだ。自分の手足を実際に動かして体験した情報は信用できる。自分で得た情報をもとに、自分の頭で考え、とるべきリスクを選択しよう。

人生ではリスクをとらないことこそが、大きなリスクとなるのである。


<各論>

<マーケター>

顧客自体を再定義する。新しい文化やライフスタイルを見つけ、コミットする。

新しくない要素の組み合わせで、差異をつくる
商品だけで差異をつくるのは難しい。ターゲットが共感できるストーリーを作るのだ!ストーリーから市場を選び、戦略を考える。

自分の頭で考え、自分という商品を売る場所を選ぶ。場合によっては、場所を変える。


<イノベーター>

イノベーション=新結合=既存のものを今までとは違う組み合わせで提示すること→他の国、他の時代、他の業界でうまくいっていることを徹底的にパクる。

イノベーションを起こすなら、業界の常識を全て書き出し、ことごとくその反対をやる。
なにか言われたら、その反対を反射的に考えるクセを。


<リーダー>

名馬より、駄馬を見つけるスキルが大切

マネジメントとは、ダメなところがある人が、少ない報酬で高くモチベーションを保つこと

人は意見がブレるから信用しなくなる。意見を変えるなら思い切り表明する。誤魔化しが1番ダメ!


<投資家>

投資は何よりも分母が大切。出来るだけたくさん張る。

リスクを回避するのではなく、リスクを見込んでも投資機会を増やす。

ローリスクローリターンでなく、ハイリスクハイリターンを沢山持つ!
ただし、自分で管理できる範囲で。
ニュースをそのまま信じるな。大切なのは、ニュースの裏を見る力。

自分の頭で考えることが、投資家的に生きる第一歩。

自分の興味と関心に打ち込む。夢中になりながら手に入れた知識だけが意味を持つ。

人に使われるための知識=奴隷の学問。そうではなく、リベラルアーツを身につけよう。


<まとめ>

自分の信じるリスクをとり、スペシャリティとなろう。

脱コモディティのため、投資家的に生きるのだ。


<僕なりの抽象化と転用>

・優秀なだけでは買い叩かれる。自分だけの個性を持つ。

→プレイヤーのまま、プレイヤースキルを磨き続けてもワークしない。安くなるしかない。→個性となるような体験を増やす!現状はオンラインサロンかな?

・自分のアイデンティティに縛られず、関心・興味のあることに打ち込み、体験を増やす→アイデンティティを外す練習する!自己紹介変えてみる!

・自分の管理できる範囲でリスクをとり、チャンスを増やす。サイコロ振る回数。

→体験を増やし、ハイリスクハイリターンにトライ→来年!→同時に数字にこだわり、管理する能力も磨く。

・自分の頭で考えないと、自分の能力は最大化しない。待ってても、他人はやってくれない。→メモの右ページをやり続け、アウトプットを増やす。

・世の中基本駄馬しか自分の周りには来ない。それを上手くやって成果を出すのがリーダー

→上手い人を見つけ、まずパクる!


メモ

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以上です。

瀧本さんの本は真っ直ぐで響きます。資本主義社会における、脱コモディティ化は自問自答し続けないと。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!



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