アップデートは続けなければならない

診療科や環境によっても違うかもしれないが, 正直なところ, 医師としてある程度経験を積んだり勉強したりすれば, その後は知識の更新を行わなくても仕事としては成立することは少なくない.

この「仕事が成立する」というのは, あくまで表面上は大きな問題は起こらずに仕事をすることができる, という意味です.
医師として仕事が成立すれば, それでよいのでしょうか.

医学は日々進歩しています. だから自分が同じレベルのままでいれば, 最先端からみれば日々後退していることになります.
後退しながらでも大きな問題が起こらずに仕事ができていればそれでよい, という考えはあるかもしれません.


アップデートしなくても仕事としては問題なし, というのはある意味とても魅力的です.


ただ患者さんを少しでもより良くしようと思えば, 残念ながら医師として必要な範囲でアップデートし続ける必要があります.
例えば小児科であれば予防接種の種類やスケジュールなどは近年でも大きく変化しており, 知識の更新は必須の状況です.

だからアップデートしなくてもよい, という魅力を振り払い, モチベーションを高く保ってやっていくしかない, と個人的には思っています.

ただ個人としては, 小児科の仕事へのモチベーションは自然と保たれているので, 出来る限りでアップデートは続けられているつもりです.
この気持ちが仕事をしている間は続くことを願いたいです.

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