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バスの時刻表アプリを作っている話

関西大学総合情報学部 山の上 Advent Calendar 2018 の 9 日目です!
在学中に開発・リリースをして今もちょこちょこ更新続けている Android のバス時刻表アプリについて、振り返ろうと思います。

自己紹介

関西大学総合情報学部 17 卒の OB です。
関西の IT 企業で主に Android のアプリ開発をしています。

作ったきっかけ

バスの時刻表アプリて当時はほとんどサービスとして存在していなく、あっても時刻表を表示するだけといった感じでした。
次のバスはいつなのかを時刻表から探すのが面倒だったため、バスの時間をカウントダウンしてくれるアプリがあったら便利かも?と思ったのがきっかけでした。

アプリの歴史

Ver 1.0 (2015/06/06)
記念すべき最初のリリースです。
いかにも勉強始めました感溢れるデザインでした。
最初からきっかけにあったバスが発車するまでのカウントダウンの機能がありました。

Ver 2.0 (2015/06/11)
最初のリリースから 5 日しか経っていませんが、このバーションで時刻表の機能が追加されました。
時刻表画面で戻るボタンを下に置いているところが初心者感出ていますね。

Ver 3.0 (2015/06/12)
2.0 をリリースした次の日にもう次のバージョンをリリースしていました…
スピード感あっていいですね。
今考えれば 2.1 でしょみたいなどーでもいいツッコミをしたくなります。
時刻表画面に Tab が追加され時刻表の切り替えがしやすくなりました。

Ver 4.0 (2015/12/28)
前のバージョンから半年開いて Material Design を採用し、全体的に Android ぽいデザインになりました。
下校の時に高槻行きか富田行きどちらの方が早いのかパッと見れたらいいなと思い、このタイミングで情報が 登校 / 下校 でグルーピングされるようになりました。

Ver 4.2 (2016/04/27)
デザインが大きく変わり、Tab で登下校の切り替え、時刻表がダイアログとこの時点でほとんど今と同じデザインになりました。
時刻表に今の時間にハイライトがかかるようになったり、細かな所も気配りをしてます。

Ver 5.0 (2016/09/18)
デザインは大幅に変わってはいませんが、このバージョンからアプリを更新せずとも時刻表を更新できるようになりました。
4.2 の時点では時刻表はカードをタップする事で表示させていた(初回起動時にチュートリアルがあった)のですが、わかりにくいなと思いアイコンボタンを設置しました。

Ver 6.0 (2017/04/02)
カウントダウン周辺のデザインを変更し、カウントダウンが見やすくなったり、先のバスの時間も見ることができるようになりました。

Ver 7.0 (2017/09/21)
直行便の表示が追加されました。
直行便の実装は大学の後輩である nappannda さんが実装して PR 投げてくれました!

Ver 8.1 (2018/11/15)
つい最近リリースしたバージョンでは Material Theming を使用し、最近はやりのダークテーマに切り替えれるようにしました。

こうして振り返るとどこでデザインが固まったのか、自分のスキルがどれだけ上がったのかがよくわかりますね。
ここに記載している以外にも(実験の意味も含めて)最新の技術を取り入れていっています。

アプリを作ったことの影響

このアプリを作った当初は自分だけ使っている状態でしたが、そのころ参加しようとしていた逆求人の担当の人に「リリースしてみれば?」とのアドバイスをいただいてリリースすることになりました。
このアプリが自分が作ったアプリを公開するきっかけにもなり、リリースする事でフィードバックをもらったり他のアプリもリリースするようになり、アプリ開発の会社で働く事ができるようになりました。
なので今振り返ると毎日片道 30 分のバスに乗って山の上に通っていたかいがあったかなと思います。

最後に

どの学年にも必ず一人はバスの時刻表に関するアプリやサービスを作ってる人を見ています。プログラミングの勉強には持ってこいだと思うので、総合情報学部に入っている人はプログラミングで何かしら作ってみましょう!

バスアプリは Play Store で公開しているので、Android のスマホの方は使ってみてください。

ソースコードも公開しているのでご自由にご覧ください (そこまで綺麗なコードではありませんが…)。

こんな機能欲しいなど要望があれば Github の issue やコメントに気軽に書いてください!

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