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メンションハラスメント?ビジネスチャット利用マナー

「プライベートの時間に通知が来て、仕事モードになった」これを「メンションハラスメント」と称して、昨今導入しているビジネスチャットの「悪い点」にフォーカスしている記事がありました。

他にも「プライベートの時間に通知が来て、仕事モードになった」「あまり関係のない通知に時間が取られた」「通知が多すぎて大事な通知を見逃した」など問題はさまざま。

ただ送る方も受け取る方も少しの工夫で、ほんの少しストレスが解消されるかもしれません。

実際に私が受けた気遣いとビジネスチャットの機能に基づいて共有します(私の会社ではChatworkを利用しているので、Chatworkに基づいてお話します)

送る側の気遣い

土日祝日などの休日、定時後明らかに遅い時間帯、また送る相手が有給休暇中などの場合は「送らない」に越したこと無いと思います。特に個人チャットの場合。ただグループチャットにいるメンバー全員に共有しておきたいことってあると思います。

実際あったのが深夜帯、緊急トラブルのチャットです。ただ深夜帯なので、グループチャットにいるメンバーができることはありませんでした。ただトラブルがあった、なので明日構えて欲しいという思いで送ってくれたのだと思います。

Chatworkの場合、グループメンバー全員にメンションを付ける「TO ALL」という機能があります。

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「ALL すべてのメンバー」を選択することでグループチャット全員に通知がいきます。しかし深夜帯にこれをやると、スマホが「ブルブルッ」と。これは迷惑になってしまいます。(いや緊急なんだ!ということで、本当に急を要するのであれば、関係者にのみお詫びを入れつつ電話をすれば良い)。

さて、深夜帯の緊急トラブルの共有、実際には「TO ALL」のメンションでは送られませんでした。その方はあえて「[toall]」を「[TO:ALL]」として送っていたのです。この文字列にすることでメンション機能は発動しません。未読のメッセージ数が表示、スマホにはアイコンバッチが表示されるだけです。

緊急で全員に伝えたいけどメンションは迷惑、共有はしておこうという方の「気遣い」が現れていました。

受け取る側の工夫

「あまり関係のない通知に時間が取られた」「通知が多すぎて大事な通知を見逃した」、チャットの運用が定着すると時間の経過とともに、作成されるグループチャットが増えてきます。中には「とりあえず入れられた」だけのチャットグループも出てくるでしょう。

そんなときは「通知を切る」機能を利用しても良いと思います。このグループチャットは通知しないなどの設定ができます。Chatwork以外、LINEWORKSには通知を切る機能はあったと思います。Teams、Hangouts Chat、Slackは・・・すみません分かりません。

Chatworkの場合、通知を切る設定をしていても、自分にメンションが着いたメッセージはしっかり通知してくれます。

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これは嬉しいですね。完全にミュートされてしまうと、「メッセージ送ったのになんで返信しないの?」となりますが、この機能があればそんなリスクも回避できます。

送り手側も、受け取る側も、ほんの少しの気遣いと工夫で、やはりほんの少しではありますがストレスから開放されると思います。せっかく便利なチャットサービス、悪いところもありますが、まずは思いやりを持ちつつ使っていきたいものです。


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