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2020年→2021年、ぬま田海苔が進むべき新たな道とは。

皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初日の出といえば、毎年希望で胸が膨らむもの。
ですが、今年は不安や色々な想いが頭の中をよぎる、ピリッとした気持ちで眺めている自分がいました。

去年1年振り返ると周りの方々に支えられ、なんとか乗り切った年だったと思います。本当に感謝の気持ちしかありません。
だからこそ、今年は「ぬま田海苔」が周りの皆さんを支えていけるような年にしないといけない。

そんな想いを胸に、今日は私の頭の中を駆け巡った"振り返り"と、やるべき"これから"についてのお話を少しだけ。
取り組み内容に分けて書いていますので、気になる項目があればぜひ。
本日もゆるりとお付き合いください。

【2020年振り返り:ワークショップ】

《In 農林水産省》

1月、農林水産省「共食会」のゲストとして広報室の松本 純子さんにお招きいただき、皆さまに"初摘み海苔の食べくらべ"や"海苔ペアリング"を体験していただきました。

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「共食会」とは日本の食を考える勉強会。ゲストと共に食べながら学ぶ会です。現在はコロナの影響もあり中止されているようですが、様々な部署の方が真剣に学びに来てくださり、こちらも熱い気持ちになる会でした。

《With デンマークゲスト》

2月、ぬま田海苔の店舗で行ったデンマークゲストによる海苔のワークショップ。総勢17名をお招きし、海苔の生産背景を学び、ペアリングを楽しんでいただきました。
酪農国家の皆さんにとって、チーズに合わせた海苔のペアリングがとても印象的だったようです。私たちにとっても「海外の方にも自信を持っておすすめできる!」と確信を得ることができました。

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主催してくださったのはデンマークの料理家カトリーネ・クリンケンさん。日本と北欧の架け橋になればと「北欧料理大全」を執筆されています。

海苔の可能性を世界に広げられる会を、またいつか開催できたら。

【2020年振り返り:コンテスト】

《「#我が家の海苔レシピ」コンテスト開催》

いまこの時に、ぬま田海苔ができること。
それは、皆さまに栄養価の高い海苔を使ったおうちごはんを楽しみながら、元気に日々を乗り越えていただくお手伝いをすることです。

3月、"ステイホーム"という未知のステージに進んでいった中、私たちが"今できること"として提案したのが、このコンテストでした。

内容は本当に簡単で家にある食べ物を使う、もしくはテイクアウトでもOK。海苔を合わせた自分だけのレシピで応募する、というもの。

開催期間は10日程度でしたが、最終的に私たちの予想を超える130件もの海苔レシピが集まりました。お家でコンテストを楽しんでいただくはずが「そんなレシピあるのか!」と、こちらも非常に勉強になる企画に。

今後も情勢に合わせ、何か貢献できるようなコンテストをできたらと考えております。

【2020年振り返り:オンラインイベント】

新たな取り組みとしてオンラインイベントに参加させていただき、非常に良い経験に。実際に売上にも繋がり、お店に行けないからこそ、こういった場を作る重要性を感じました。

《フードスコーレさんのオンライン授業開催》

フードスコーレさんの"日常食クラス"では海苔の講師として参加させていただきました。フードスコーレは"食についての教養を身につける実践の場"。より深く興味がある方に合わせ、店舗で話す以上に濃密な内容に。受講者もベースとして食の知識がある方が多く、自身の成長にも繋がる場に。

また、5月にYouTubeのLive配信で、海苔の座談会なども開かせていただきました。

《Yappli(ヤプリ)さんのウェビナー参加》

Yappliさんの1日ウェビナーに、ぬま田海苔も参加させていただきました。個性的すぎるラインナップの中、参加できて光栄です。こちらをきっかけにご注文やご来店もあり、ありがたかったです。

《昭和女子大の講義参加》

6月と8月、昭和女子大学の教授よりご依頼をいただき、2つの学科の講義にZoomで参加させていただきました。

「パッケージデザインとプロモーションをリアル店舗から学ぶ」

上記をテーマに、ぬま田海苔がどのようにリブランディングし、パッケージを変えていったかを講義でお伝えしています。
学生の皆さんの参考になるよう、WEB/リアル店舗での出来事がどうデザインに活かされていったか?など、いつもと違うアプローチからの資料まとめやプレゼンが大変でしたが、非常にやりがいのある仕事でした。

【2020年振り返り:UX改善】

《Intercom導入》

去年こちらのnoteでも紹介しましたが、ぬま田海苔のWEBサイトにチャットサービスを導入しています。

実際、思った以上に問い合わせがあり売上に貢献してくれました。タイムリーな対応が肝です。興味ある方は日本語対応可能なチャネルトークとIntercomをぜひ比較してみてくださいね。

《Square導入》

店舗のクレジット決済はSquareに変更しました。こちらに関してはお伝えしたいことがいっぱいあるので、改めてnoteに。

【2020年振り返り:コラボレーション】

去年1年を振り返ると、コラボレーションが最も大きな学びでした。コロナ禍だからこそ、チャレンジできたとも言えます。

《羽根つき焼きおにぎり》

アメリカの食前酒ブランド Hausのレストランプロジェクトに感銘を受けてスタートしたぬま田海苔の"食結び"。第一弾は"羽根つき焼きおにぎり専門店gao"さんとのコラボ。WEBサイトではじめて海苔以外の食べ物を販売したところ大反響でした。

羽根つき焼きおにぎり(日本語)_

既存のお客様はもちろん新規で試してくださる方も多く、ぬま田海苔の新たな提案を楽しんでくださいました。
また緊急事態宣言の中gaoさんの売上はビフォーコロナを超え、飲食店さんの支援という目的も果たすことができています。

《初摘み海苔のジェノベーゼ

"食結び"第二弾、Pick 'n Pigs(ピックアンドピッグス)の石崎シェフとのコラボレーション。初摘み海苔で作ったジェノベーゼソースと手打ちパスタ、そこにシャラン鴨のコンフィをのせ、さらにきざみ海苔をかけるという贅沢な一皿。本当に美味しかった!

残念ながら、Pick 'n Pigsがコロナ禍で撤退せざるを得なくなり終了となりましたが、今でもリピートの声が多いです。

この"食結び"、"自分たちの製品を使って新しい提案ができる"、"手軽に買い物がしやすくなる"というメリットもありつつ、"継続性"という大きな課題が。
飲食店さんありきの企画だと、様々な事情で継続できなくなる可能性がある、むしろ"それも予測した上での販売側の準備が必要"ということが大きな学びとなりました。

《煎茶堂東京

お店作りやブランディングにおいても参考にしてきた煎茶堂東京さんとのコラボ。お茶の定期便《TOKYO TEA JOURNAL》にぬま田海苔を紹介していただきました。

うまみ成分・香り成分についての追及、またコンテンツの内容を最大限活かそうとする姿勢など、非常に参考になりました。オンラインお茶会も良い経験でした。
日本の伝統食材の魅力を、こちらも負けずに発信していきたい。

《海苔手巻きせんべい

noteフードフェスにも参加させていただいた《極上青混ぜの海苔手巻きせんべい3種セット》は老舗、富士見堂さんとコラボレーションです。ぬま田海苔の中でもダントツの香りを放つ《網田混1》を自分で巻いて食べるおせんべい。

こちらは現在も販売中ですが、毎月売上TOP5に入る人気商品となりました。お客さまからヒントをもらい、開発したオリジナル商品です。

《Gap Japan

変わった企画としては、私の前職でもあるアパレルGap Japanとのコラボ。

『洋服を売る以上のことをしよう (Do more than sell clothes)』
これはGap Inc.創業者であるドリスとドン・フィッシャー夫妻の掲げる理念。

この考えのもと『Local Hero & Gap』(地域で活躍する個人商店に洋服をサポートすることで応援)、というプロジェクトが立ち上げられ、その取り組みの延長としてGapのスタッフさんがぬま田海苔に2日間お手伝いに来てくれました。今回Gapとしても初の試みだったそうです。

この企画、誰よりも楽しんでいたのは私の母。2日間、刺激をもらいながら生き生きと働いていました。
とても心強くありがたいプロジェクト。こんな素敵な機会を作ってくれた前職の仲間に、心から感謝。

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【2020年振り返り:オリジナル製品開発】

最終的にたどり着いた、今を乗り切る答えは、"オンラインで主軸となるオリジナル製品を作る"ということでした。

日々の"おうちごはん"を、もっとおいしく、もっと手軽に楽しんで欲しい。

そんな想いからフードデザイナー蓮池陽子さんと開発した《初摘み海苔のうまみフレーク》。

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毎月販売数を更新する人気商品となり、WEBサイトでも詰め合わせを中心に伸び、12月のビジネスにおいてプラスに転じる大きな役割を果たしてくれました。試行錯誤の1年でしたが、最後に希望が見えました。

店舗売上:-2%
WEB売上:+40%
電話注文:+20%
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12月合計:+9%

【2021年やるべき道】

今年度、やるべきことは明確です。

"オンラインで主軸となるオリジナル製品を増やす"

これは決して店舗をないがしろにする、ということではありません。
店舗に完全依存する体質から脱却することで、会社を安定させる、ということです。美味しい海苔をお客さまに提供し続けるためにも。

最後にちょっとだけ。
こんなご時世ですが、その目的のために製造工場を手に入れました。

「NUMATA NORI UMAMI LAB.(ぬま田海苔うまみラボ)」

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私たちにしかできない、初摘み海苔を活かした提案がどこまでできるか?
「NUMATA NORI UMAMI LAB.」から、チャレンジしていきます。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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《ぬま田海苔 合羽橋本店 店舗情報》
〒111-0035 東京都台東区西浅草3-7-2
05017459617
[営業情報]
Open : 全日営業(11:00〜17:00)
※店内の予防対策にご協力ください。

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青海苔の混じった混等級は磯辺餅に!
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株式会社NUMATA HARUO SHOTEN、ぬま田海苔 4代目当主。前職はGap Japan、17年勤務したのち実家の海苔屋へ転職。海苔のこと、かっぱ橋のこと、お伝えしていきます。https://numatanori.com/ Twitterは@numatanori1937