わたしにできるか?

以前「閉鎖病棟に入る」という記事をいくつか書いた。最近、ツイッターで差別の問題が取り扱われることが多いが、そういえばわたしも忘れ難い言葉を投げかけられたことがある。それがわたしへの差別だったのか、それとも、わたしへの ─── わたしには到底そうは受け取れなかったのだが ─── 思いやりだったのかは、よく分からない。

ここから先は

2,633字
この記事のみ ¥ 500

記事に共感していただけたら、献金をよろしくお願い申し上げます。教会に来る相談者の方への応対など、活動に用いさせていただきます。