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生きること、死ぬこと、そのむこう

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牧師として、人の生死や生きづらさの問題について、できるだけ無宗教の人とも分かちあえるようなエッセーを書いています。一度ご購入頂きますと、過去の記事、今後更新される記事の全てをご覧…
このマガジンの記事を踏み台に、「そういえば、生きてるってなんだろう?」と考えを深めて頂ければ幸いで…
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#キリスト教

まなざしが手足を侵蝕する

心の中でなにを想おうが自由である。イエスがよけいなことを言ったせいで、人は悩まなくてもよ…

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性のズレ

今年、精神科病院における、看護師による患者への虐待が、内部告発により発覚した。そのときに…

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プールサイドから、どぼん

「あなたがたのうちの誰が、思い煩ったからといって、寿命を僅かでも延ばすことができようか。…

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限界にぶつかったこと。イエスに再度「行け」と言われたこと。

'イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わ…

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イエスは幼子を可愛らしく語ったのか

'そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらの…

奇跡に見えない奇跡

'すると、何人かの律法学者とファリサイ派の人々がイエスに、「先生、しるしを見せてください…

ただ復活したんじゃないよ ~イースターに寄せて~

'さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓を見に行った。 すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。 その姿は稲妻のように輝き、衣は雪のように白かった。 番兵たちは、恐ろしさのあまり震え上がり、死人のようになった。 天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、 あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活な

マウンティングからおりる

'そのとき、ゼベダイの息子たちの母が、その二人の息子と一緒にイエスのところに来て、ひれ伏…

悟る

'六日の後、イエスは、ペトロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた…

ゆるせないとき思うこと

'イエスは、フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、弟子たちに、「人々は、人の子のことを何…

あなたに起こる出来事をどう受け取るのか

'そのとき、悪霊に取りつかれて目が見えず口の利けない人が、イエスのところに連れられて来て…

自分と向きあわされる

'さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。 そして四十日…

ご利益を切望する

'イエスはそこをたち、ティルスとシドンの地方に行かれた。 すると、この地に生まれたカナンの…

古くからの新しいもの

'「わたしが来たのは律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。 はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。 だから、これらの最も小さな掟を一つでも破り、そうするようにと人に教える者は、天の国で最も小さい者と呼ばれる。しかし、それを守り、そうするように教える者は、天の国で大いなる者と呼ばれる。 言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっ