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行動指針Bet Technologyが浸透してて嬉しいこと

この記事は、6月から始まっている #LXベッテク月間 24日目の記事です。 前日の記事は「縦で突き抜けて横でイネーブルメントしていく」意思決定の背景、お互いの印象、これからの可能性」でした。

こんにちは。株式会社LayerXのバクラク事業部で、バクラク申請と、バクラク経費精算というプロダクトのPMをやっていますnumashiと申します。
今回のnoteは普段の業務のことには触れないので、PMとしての動きに興味がある方は、下記のpodcastの方が知っていただけると思います、ぜひ聴いていただけるとうれしいです。

なんのnoteか?

LayerXは、5つある行動指針の1つに、Bet Technologyというものがあります(※詳細は後述)。そのまま見ると、技術に対する知識が深くないと、興味が少しあったとしても、選考を受けるのはハードルが高いな、と感じてしまうかもしれません。
そんな方向けに、行動指針は考え方であってスキルそのものを規定するものではないこと、行動指針Bet Technologyが浸透していて、どんな良いことがあるかをお伝えするものです。

なんで書いたのか?

LayerXではBet Technologyという行動指針があり、現在はこの行動指針に基づき、ベッテク月間という名称でここ最近取り組んでいる、行動指針に沿った内容を各メンバーが記事にしたためる、というものがあります。

https://www.notion.so/layerx/253bee10186e4010b2ab37eff7252e09?v=39daadc4077846e08804b562acce630f

各人が技術に沿った内容やテクノロジーを駆使した業務の効率化、プロダクトの生まれる様子等、いろいろな発信をしています。
ただ、発信内容が全部コード書いてたり業務効率化に資する内容が多いです。行動指針"Bet Technology"に沿った月間なので、一定致し方ないのかもしれません。ただ、"Bet Technology"という行動指針がLayerXには浸透しているものの、この行動指針が指し示すところは、コード書かなければいけない、業務効率化していなければならないという手段の話ではありません。
勝手にハードル上がってないかなと感じたので、そもそも行動指針浸透しているとどんなことがあるのかを書いてみようと思いました。

行動指針 Bet Technologyとはなにか?

経営陣から言われたわけでもなく、1メンバーが行動指針について勝手にnote書くのって結構変な自由な会社だなと自分でも感じるのですが、行動指針を組織内のカルチャーとして浸透させる・エンハンスするのはメンバーの役割なので、Bet Technologyについてまずは書かせてもらいます。

LayerX HPより引用

あくまでBet Technology自体は、各々のアクションを選択する際の、根本的な考え方です。技術に賭けること。ただそれだけであって、でも、とても大事な考え方だと思っています。コードを書くことそれ自体がBet Technologyかと言われると、手段の目的化になってしまいます。
でも、技術に興味がない、あったとしても毎回の意思決定に技術を用いるという選択肢を真っ先に排除してしまうのは、Bet Technologyには反してしまっています。
例えば、人力で解消する方法と、仕組み化して解消する方法があったとして、思考停止して前者を選択することは、Bet Technologyには反しています。
「なんだ、それだけか、思ったよりハードルが低いじゃないか」と感じた方がいるかもしれません。そういう考え方が大事だと思います。
行動指針は、とっかかりのハードルは低いものの、徹底することは難しいものだと思っています。個人として徹底することもそうですが、全員が行動指針を徹底することはもっと難易度が高いと思います。

Bet Technologyが浸透していて、嬉しいこと

1.「もっとうまくできるんじゃない?」という思考回路

仕事の効率化や技術探索に向けたリソース配分へ寛容さが生まれ、その結果生まれるアウトカムに称賛する文化が生まれます。
その循環があるため、「あれ?これいままでこのやり方でやってきたけど、もうちょっとうまいことできるんじゃない?」という思考回路が発生しやすいです。

2.相談先が社内にたくさん。一歩目が早い

なんか効率化した方がいいかな、と思ったときに、相談先が社内にもたくさんある。
QiitaやZennで調べるより、自社の事業に関連するところで似たものがあった場合に、ちょっと教えてほしいって言えます。もちろん社外の人に聞くAnimalさも必要ですが、「効率化したほうがいいこと」はわかるけれども、「どうやればいいかわからない」という人にピッタリの環境になります。

3.「最善」を疑う日常

スタートアップは一般に、不確実性を下げるための定性的な意思決定による取り組みが初期は多くなりやすいです。フェーズが進んでいけばいくほど、定性的な意思決定に定量性を持たせて意思決定の質をアップデートする営みが求められます。行動指針Bet Technologyは、Factに基づいた情報から技術を活用した場合にどうできるのか、常に考えさせてくれます。

最後に

一緒に働いてくださる方を募集しています。

といいつつ、ハードルが高いなと感じた方、meetyもやってます。雑談用のやつなので雑談しに来てくださるとうれしいです。


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