「ハローユニゾン」のあとがき

はじめまして。塗田一帆です。
この記事では短編小説「ハローユニゾン」のあとがきとして、物語ができるまでの発想や工夫について書いていこうと思います。途中から有料になっていますが、私のDiscord鯖に参加してもらえれば無料で全文読めますので、お気軽にどうぞ。ついでに感想なんかも貰えれば嬉しいです。

まず、この作品には元になっている”原点”とも呼べるような作品があります。それは、「平面惑星」というアニメーション動画です。

以前から私のことを知っているフォロワーさんなら、「知ってた」となるかと思いますが、私はこの作品がたまらなく好きで、それを知った2019年の年末から2020年の1月にかけて完全にトチ狂っていました。詳細は私のブログ記事「ひとりの狂ったファンは作品にどれだけ貢献できるか」にまとめられているので、ご興味のある方は読んでみてください。

さて、「平面惑星」の衝撃から1ヶ月経ち、私の中にはある想いがふつふつと湧いてきました。

「あ〜俺もこういう感じの物語とか書きて〜」

そう、いわゆる創作意欲というものが抑えきれなかったのです。そして、実際に「こういう感じの物語」を書いてしまいました。

「平面惑星」の主人公は、ネタバレをしないように慎重に書きますが、あるシチュエーションに閉じ込められて生死をさまようことになります。そこから、閃きと根性で脱出するまでのお話です。そして、「これと同じテンプレートに沿って物語を書けば同じようなものが創れるのでは?」という発想から生まれたのが、この「ハローユニゾン」でした。

実は、似たようなお話というのはいくつもあります。最近の作品だと、火星にひとり取り残されてしまう「オデッセイ」や、狭い棺桶に入れられ生き埋めにされてしまう「リミット」などが有名ですね。「ワンシチュエーション映画」と呼ばれたりします。この2本はどちらも、外部との通信が物語の重要ポイントになっています。

それから、これは随分前の作品かつ完全に個人的な趣味ですが、乙一の短編小説「失はれる物語」なんかも、テイストは全く違いますが似たような分類になるかと思います。このような、ある種の王道とも言えるテンプレートをそのまま使って、自分ならどんな物語を創れるだろうか、という挑戦をしたというわけです。

当初の予定では、「平面惑星」の1.5次創作ぐらいを目指して書いていたのですが、いざ出来上がってみると、不思議なことに1.1次創作くらいになっていました。その差分こそが私の持ち味の部分であり、もし万が一それを好きだと感じるのなら、あなたは私の文章のファンということになります。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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