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アラサー無職

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最近の記事

30歳までに死にたい

「30歳までに死にたい」 というのは、もはや使い古されたメンヘラの定型句になってしまっているが、私もそう思っている。 私はいま27歳で、誕生日が近づくごとに絶望と焦燥におそわれる。私には何もない。 小学校まではまだ良かった。 中学時代、ある時、ふと自我を手にしたのか、自分に友達が少ないことに気がついた。自分が友達が少なく、人望がなく、勉強は普通、部活も特に何もやっていない、特技もない、周りと比べて劣っている人間だと自覚した。 この劣等感はその後も、今でもずっと続いている。

    • ラストマイル感想 資本主義からの逃走

      MIUとアンナチュラルのファンだったので、ラストマイルを見てきた。 野木氏の脚本のうまさが際立つ、素晴らしい作品だった。思ったよりアンナチュラルメンバーの出番少ないとも思いつつ…。 それは置いといて、本作は資本主義社会に切り込んだ社会ドラマ的な側面がある。この点について書きたい。ネタバレはしない程度で書いていく。 Amazonぽい会社とヤマトぽい運送会社、その他下請け運送会社などなどの働く人々が出てくる。ヤマトはAmazonに売上を依存しており、Amazonに言われるがまま

      • なにもない

        私には何もない。 才能、努力、実績、地頭、体力、見た目、友達、恋人、信頼etc.. そろそろ若さも失おうとしている。 死ぬ勇気もないので、このまま何もせず消費するだけのみじめな人生で終わる。 実は、ちょっと前までは、自分にもただ一つできるものがあると思っていた。 それは、文章を書くこと。中学の時に国語の先生に褒められたのを、その後15年以上、私は心の拠り所にしていた。 やればできるんだぞ、まだ本気を出していないだけで、小説を書いたら芥川賞を取っちゃうんだ。有名になるんだ。