大体こたえはその会社の中にあると思います。〜イマドキの就業規則事情〜

最近、さまざまな業種の就業規則周りを作成しまくっております。

基本的には、労働法まわりは等しくどの会社にも適用されるため、デフォルトのような規定も多いのですが

従業員の区分、定義
労働時間まわり
休日・休暇
休職
退職
賃金
懲戒
副業
福利厚生
テレワーク

などに、会社の色が現れ、こだわればこだわるほど、打ち合わせ回数も増えます。

数年前までは、トラブル対策的意味合いが強かった就業規則ですが、最近は会社側が積極的に従業員との前向きな約束事として、作成・改定するケースが増えていると感じます。

私が新卒の20数年前には考えられなかった動きですね。といいますか、恥ずかしながら就業規則なんてもの、存在すら知りませんでした。汗

そのような流れからか、社労士側がこうしたらいかがですか?というよりも、

こうしたいのですが、どう規定したらよいですか?

というように、こたえは会社の中にあって、それをリーガルに沿わせる、という流れになりつつあります。

そういう方向での仕事はやりがいもひとしおですね。

ただ、あくまでも従業員との約束なので、できない約束をしてはいけません。

イメージとして

頑張ったご褒美にプライベートジェットでドバイに豪遊だ!

みたいなものではなく

みんなで熱海へ電車で行こう
または
みんなでBBQしよう
くらいかも

あくまでも、今現在できる約束レベルでこたえを言語化していきたいです。

なお、バイクにノーヘルで3人乗りしながら、無銭飲食旅したいです

みたいな、法律違反な約束事はNGです。
大人の約束事ですので、ってもちろん子どももダメですが...

#社労士
#就業規則

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