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どの程度勉強できれば良いか

自分の地域を基準にしよう(各役所試験等)

「勉強ができる」というのは相対性の問題なので自分の所属に目をつけた方が良い。基本的に自分が当たり前に感じてきた環境より落ちこぼれるのは耐え難いからだ。しかし環境という定義を私たちは狭めすぎているきらいがある。

大学受験も資格試験も一番大事なことは「いつ始めたか」「スタートライン」だ。小学校受験から始まって進学塾や家庭教師に習い大学は程々にと中学から資格の勉強をし始める人たちと比べたところで何の意味もない。

今の周りと比べて自信を落とす必要はない。もし実力を確かめたければ自分の住む市区町村の採用試験の教養問題を解いて半分正解できるか確かめてみよう。自分の住む場所は学校や会社より程度感がバラけるので良い基準になる。

Youtube等で得る知識の集合体を「ファスト教養」と言ったりするらしいが、自分の周りのレベル感次第ではファスト教養程度でも足りていることはある。日常で使う前提知識がメディアで簡単に手に入る程度のものであるならば本来その程度で良い。

実際、教科書レベルの"問題が解けるだけ"ならファスト教養と大した差がない。この程度感は大体市役所の採用試験レベルだ。自分が住んでいる地域の学(校)歴なんて考えることも知ることもないだろうから、役所の採用試験程度を参考にしていこう。

もちろん自分を高めたい人や頭脳に自信がある人たちは大学受験の範囲や学部レベルの勉強、難関資格を取得したりたくさんの資格を取得するなどたくさんやってもらって構わない。ただ勉強の自信を失っている人たちが同じように取り組むには荷が重過ぎるように感じる。まずは地域レベルの検証から始めて自分のレベル感にあった勉強に取り組むなり見切りをつけて別のことを始めるなりしてみてはいかがだろうか。

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