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さすらいの縫い物師

変な名前を思いつきました。

今日は、こちらでこんなお仕事を。

横浜市緑区の中山にある[レモンの庭」一般社団法人フラットガーデンさんが展開する多世代交流のおうちです。

いろんな人が毎日やってきます。

毎週金曜日は、こちらで「縫い物カフェ」を展開しています。わたしは隔週で伺うことになっています。

今日はこんな感じで縫い物でした。久しぶりだったので、突然ポケットティッシュケースをつくることにしました。

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ちなみに、縫ってない人もいます。それもあり、です。

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そしてできました!

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かわいい!縫い目はまっすぐ。角もきちんと始末されて上出来です。さすが!そんなコツを少しずつ。難しい技術はいらない。基本を丁寧に忠実に。

わたしはここに、男の人が混じってもいいと思っています。こどもがいてもいいし、若者がいてもいいと思う。

縫い物は、誰の横にでも発生すること。


でも、めんどくさいですよね。

いつかここで、「まちのなかのぬいものや」ができたらいいなと思います。

自分の持っている洋服。裾がほつれた。丈が長い。ちょっとかわいい飾りをつけたい。

そんなことに応えてくれる場所。

そして、ここが一番重要なんだけど・・・タンスの肥やしになっていた洋服が再び着れることを、共に喜んでくれる場所。

これって、思う以上にテンションが上がるんですよ。

この姿。見て!

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ね!裾を3~5センチ縫い上げただけで、こんなに喜べるんです。そして、箪笥の肥やしが毎日着る洋服に変わるんです。飽きたら、また違う形にすればいい。

あるでしょう?ボタン一つとれただけで着なくなったがーディガンとか。

わたしなんて、去年好んで着た服が、次の年には全く似合わなくなる、着る気分でなくなる、なんてことが続いています。ズボンの裾丈を変えるだけで、着たくなる気持ちになることもあります。

全ての服が生まれ変わることはむずかしいけれど、それでも何か一つその命を救えるものがあるならば。

そんな基地が、自分のすぐ近くにあったらいいと思いませんか?一枚の服とその持ち主と共に、縫う人達が楽しそうに布と携わる。それが地域の人たちのためのアップリサイクル。いいなあ。いろんなところに作りたいな。

私自身が一点にいて「場」を作ることにはあまり興味がなくて、わたしができることを必要としている場所があるなら出かけていきたい。

「さすらいの縫い物師」

いい響き!スナフキンみたい。わたしは、ミーが好きだけどね。

「思ってるだけじゃ動かないわよ。思い立ったらさっさと動かないとね。人生はそんなに長くないのよ」

ってミーなら言うかな。




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