見出し画像

周りを気遣い我慢していても相手は自分を救ってくれる訳じゃない 【ぬいぐるみパパのツイート解説#29】

ぬいぐるみパパのツイート解説、本日はこちら

幼い頃に顔色ばかり気にして周りから「善い(だけの)人」扱いだったけど、それだと未来は何も変わらなかったんだよね
気遣った相手が救ってくれるわけでもないし
だから僕は「せめて意見は発しよう」と決めて、そこから人生が激変した
自分の人生は本当に自分の思い通りになるって実感した出来事

というつぶやきをした時の内容なんですけれど

僕自身が元々、本当に親が厳しかったっていうのもあるし、「周りの大人達の言うことをとにかく聞かなきゃいけないんだ」っていう思い込みが非常に強い性格だったので、全て言いなりになる。

自分の意見は全く無く、だから自分の本心とか好き嫌いがわからなかったんですよね。

何を言われても「相手が喜ぶ答え」を用意するタイプだったので、先読みする、頭を先に使うって部分とか、気遣う、配慮するっていう部分は、その頃から色々との脳内の仕組みとしては慣れてたので、得意な方なのかもしれないんですけど

その代わり、自分の意思が全く無い、本当に小学校中学校ぐらいまでかな?ずっと言いなりになるっていうね。

それがおかしいとも思わないっていう、ちょっと偏った、ロボットのような時代がありました。

で、自分は不満がたくさんあって、自分は苦しかったりするんだけど、それが変だと思わなくて、それが当たり前だと思い込んでたんですよね。

で、ある頃から思春期だとかで色々感じるようになっていって、「なんで僕だけ周りの言うことを聞いて、我慢する生き方しかできないんだろう?」って思った時に、それで人を責めるとかっていう選択肢もあったのかもしれないけど、まず自分の考え方がちょっと偏ってるんだって薄々気づき始めたんですよね。

「なんでこんなことやってるんだろう?こんな繰り返しで、その先には何があるだろう?」って考えた時に、気遣って気遣って、相手を立てて立てて、相手が気を悪くしないように配慮して、そこまで気遣った相手が「今後僕が落ち込んでたり悩んでたり迷ったりする時に、助けに来てくれるわけでもないよな?」となって

「だって向こうは僕がこれだけ我慢して気遣ってるの、気づいてないもの」って思ったんですよね。

家族に対しても、周りの人とか大人とか先生に対しても、「何のためにこんなに過剰なくらい、相手のことを気遣おうとしてんだろ?気づかれてもいないのに」みたいなことを考えた時に、自分で勝手にそのルールを作って、自分で勝手に当てはめて、自分で自分を縛ってるだけ

誰にもそこまで過度な気遣いだとか、自分を殺して自分は我慢してって言うのを強制されてない。

誰にも求められてないのに、自分が勝手にやってたんだ!ある意味、好きでやってたんだ!って思った時に、すごく解放されたんですよ。

「なーんだ、これ一人芝居、一人遊びだったのか」って気づいた時に、じゃあこれからは自分のやりたいことを言おう!と。

そこで衝突したら、また話し合えばいいし、「もう一回(自分の生き方を)全部やり直そう」と。

で、自分のやりたいことが全然分からなかったから、人の目ばかり見て人の一挙手一投足ばかり気にしてた自分が、今度は自分の心の中を眺めるようになって

今までの自分の考え、自分の発想、自分の思考回路、無意識の思考パターン、全てを「ダウト!」ってしたんですよ。

「これ全てが嘘だったんだ!前提条件、ルールを勝手に自分が勘違いで作り上げてしまったから、全ての景色が偏って、全ての世界観、僕が持ってる常識観とか全部ちょっと嘘くさいんだ」って

だから、もう一度ゼロにリセットして、ニュートラルな状態で見直さないといけないかもしれないって思って

本当に15歳とか16歳17歳ぐらいの頃に、ようやく(これが遅いのが早いのかわかんないですけど)今までの自分の常識は全部ダウトとかもしれない、全部嘘かもしれないので見直そうっていう視点で自分と対話し直し始めたんですよ。

「僕の好きって何だったっけ?」「僕の楽しいって何だったっけ?」「あれ?わかんないぞ」

わかんないっていうことは、今までちょっと自分で洗脳しちゃってた可能性があるから、もう一度ゼロから探す、みたいなことをずっとやって、心と対話して全部全部自分の中の常識を書き換えていったっていう経緯がありましたね。

で、そんなのをずーっと続けて、10年20年と続けていくことで、ようやく見えてくることがあるのかな、と自分の体感で感じたという時の話でした。

ってわけで、ぬいぐるみパパでした。


※こちらの記事は全て音声メッセージの書き起こしです

▽YouTubeでの動画(音声)解説、毎朝8時にお届けします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?