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1% for the Planet へ参加し、地球環境保護活動にコミットメントしました

本日のプレスリリースでお知らせしましたが、ロンラン株式会社が "1% for the Planet" のビジネスメンバーに加わったことをお知らせします🎉

- ロンランが1% for the Planet のメンバーに - by PR Times 

1% for the Planet の存在は、パタゴニア(そう、我らが愛してやまないあのPatagonia!)創業者イヴォン・シュイナードの著書「社員をサーフィンに行かせよう」で知りました。それ以来「創業後の第一期目が順調に終わったら、二期目で参加しよう」と考えていたのですが、晴れて第一期の決算を終えて、イヴォンの言う「地球税」を納めるべき時がやってきたため、参加を申し込みました。

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<参加に興味がある方向け>
1% for the Planet 参加のプロセスについて紹介しておきます。

審査自体はかなりスムーズ。公式サイトの申し込みフォームから申請すると、担当ディレクターがメールをくれます。英文メールですが、難しい内容ではありません。その後、英文メールでの簡単なやりとりの後、契約書類へのサインと、年会費+アクティベーション料の計$500の支払いを済ませます。この支払いはいわゆる海外送金(国内銀行からの送金やTransferWise利用)の必要はなく、Flywireが導入されていたため、日本国内からであれば簡単にドイツ銀行の東京支店への振り込み、またはクレジットカード払いが使えます。二週間程度の期間ですべてのやりとりが完了しました。

さて通常、法人が寄付した時は、その寄付先の種別によって、税務上の優遇措置が発生するケースがあります。しかし 1% for the Planet は日本国内の一般社団法人や公益社団法人ではなく、米国の非営利団体 501(c)(3) であるため、税の免除対象になりません。

これを認識したとき、先行して登録している企業(※登録時に数えたところ、日本からは117の企業/組織)に対して、あらためて感心しました。

税務上の優遇措置がなく、損金算入もできず、業績の好不調や利益の大小に関わらず、毎事業年度、売上の1%を寄付する。それを約束しているのです。「ブランディングついでの節税」のようなヨコシマな考えでは、参加できないでしょう。1% for the Planet の理念に対する経営者の共感と決意、そして株主の理解も不可欠です。

この性質上、大企業や調達済みのスタートアップ企業では、利害関係者の賛同を得るのに骨が折れるだろうと思います。それもあってロンランでは、創業期、且つエクイティ・ファイナンス実行前の早いタイミングで、このプログラムの導入を終えておく必要があると考えていました。

今はまだ寄付額も大きくはないので、寄付先の非営利環境活動団体に対する支援も微々たる影響ではありますが、今後は事業の拡大に応じて寄付額を増やしてゆければと考えています。

同時に、当社のお客さま各位におかれましては、今後当社製品やサービスに対価をお支払い頂くことは、地球を守る活動への支援・貢献にもなることをご認識頂ければと思います。

再生可能エネルギーへの切り替え

プレスリリースにはもうひとつの発表を含めていました。主要オフィスの利用電力の95%を再生可能エネルギーに切り替えたというお知らせです。併せて、再生可能エネルギーに関する未来へのコミットメントとして、次の三つの取り組みを行ってゆくことを宣言しました。

1. 事業活動で直接的に利用する電力について、その購入価格によらず再生可能エネルギーを優先選択

2. 事業活動に関わるサプライヤー・ベンダーについて、再生可能エネルギー利用へ積極的な事業者や、カーボンニュートラル実現が進んでいる事業者を、その購入価格によらず優先選択

3. 企業・家庭を問わず、化石燃料利用から再生可能エネルギー利用へとシフトしてゆくための啓蒙活動を行う

化石燃料ではなく再生可能エネルギーを選択し、気候変動に立ち向っている企業が増えています。私が特に感銘を受けている企業が、グーグルです。彼らは巨大なグローバル企業であるにもかかわらず、2007年以降ずっと、カーボンニュートラルを維持しています。言い換えれば、私たちがグーグルの製品を使っても、地球は温暖化に向かって一歩も進まないということです。

この点で私は、グーグルを優先的に使いたいと考えます。実際に、ロンランのコーポレートサイトやIT製品開発におけるクラウドインフラにおいては、カーボンニュートラルに向かって努力中のAWSやMicrosoft Azureではなく、すでに達成しているGoogle Cloud Platformを優先選択しています。

しかし実のところはというと...今の主力オフィスは創業者である私、武部の自宅なのです(笑)。この点で、グーグルがカーボンニュートラル達成のために行っている苦労とは比べものにならないのですが、今回コミットメントさせて頂いたため、今後のオフィス拡大時にもこの取り組みを前提とすることはお約束します。

一般家庭が再生可能エネルギーシフトするための手段

さて、家庭であれば、実は再生可能エネルギー利用への切り替えはずいぶん容易にできるようになりました。ひと昔前はソーラーパネルを屋根に設置するぐらいしか選択肢がなかったですが、電力自由化後の今は再生可能エネルギーを買うことができます。ただし、再生可能エネルギーを一般家庭へと届けてくれている新電力事業者はまだ多くありません。事業者には例えば、コープデリでんき自然電力のでんきなどがあります。

ロンランの主力オフィス(つまり武部の自宅)では、コープデリでんきのFIT電気メニューを選択しました。このメニューは、値引き額は一般的な新電力事業者の価格よりもやや少ないものの、95%が再生可能エネルギーによって供給される点に魅力と価値があります。

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- 画像転載: https://mirai.coopnet.or.jp/coopdelidenki/point.html

今現在の世界の再生可能エネルギー利用率をご存じでしょうか。

ドイツ・スペイン・イギリス・イタリアは30%以上。中国は25%、米国は17%です。カナダは、なんと65%以上も。

さて日本はというと、10%にすら達していないのです。危機感を持つべきなのは、他の国が元々進んでいたのではなく、ここ20〜30年でどんどんと諸外国に追い抜かれているという状況についてです。

特に、風力発電に力を入れている諸外国と比べて、日本は海上風力発電ができる地形に恵まれているにも関わらず、そのメリットを活かせておらず、この点は大きな課題だと捉えています。そもそも再生可能エネルギーを発電するためのインフラが、まだまだ弱いのです。

しかしながら、発電インフラへの開発には時間と大きな資金が必要となります。まずはすぐにできることとして、一般家庭や小規模オフィスが意識を高め、積極的に再生可能エネルギーを選択すること。次に、そのムーブメントを受けて、新電力事業者達が積極的に再生可能エネルギーを扱うようになり、価格競争が起きる。更に、再生可能エネルギー利用の発電インフラへの積極的な開発投資が進む。そういった変化にも期待しています。

<参考>
- 経済産業省 資源エネルギー庁「再生可能エネルギーとは」
- 世界と日本の自然エネルギー30年間の軌跡 | Energy Democracy

次の世代に良い状態でたすきを繋ぐ

未来に、次の世代に少しでも良い状態でたすきを繋ぎたい。常々そう考えながら事業活動に取り組んでいます。

ロンランのコーポレート・ビジョンは「人と地球の健康を取り戻す」です。これに紐付いた形で、各製品や事業のミッションや目的、ゴールを定めています。過去の就業経験から得た価値観として、利潤追求は最優先事項にも、大義や正義にもしないと決めています。

今回の 1% for the Planet 参加と再生可能エネルギーシフトについては、地球の健康を取り戻す活動の一環です。まだまだ活動量は足りず、貢献度は微々たるものですが、今後の事業活動を通じて、もっと大きな影響力を持てるよう、取り組んでゆきます。

最近、コーポレートWebサイトに、ロンランが掲げる「地球の守人活動」やSDGsへの取り組みについてもまとめなおしました。よければこちらもご覧ください。

- ロンラン | 地球の守人活動 - 持続可能性向上のために

なんだか真面目なnoteになりましたね...!

時々このように、ロンランのことを知ってもらうための情報発信をしてゆきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します!👍

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ロンラン株式会社 代表取締役 CEO兼CTO。ロンランは2019年6月設立のスタートアップIT企業です。「ランナーが諦めなくていい世界をつくる」をミッションに掲げて活動を行っています。 ロンラン株式会社 - https://longmayyou.run/