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はじめまして、『ちいき新聞』の編集長になりました

はじめまして、『ちいき新聞』というローカルメディアの編集長になりました広田みずほです。

『ちいき新聞』のことをもっと知ってもらいたい、好きになってもらいたいという思いでnoteを始めます。

『ちいき新聞』というローカルメディアのこと

『ちいき新聞』は、千葉県と埼玉県・茨城県の一部で毎週発行しているフリーペーパーで、合計約204万部を「ポスメイトさん」と呼ばれる地元の方々によって、一軒一軒単独でポスティング配布しています。地域密着にこだわって全部で49版、それぞれ内容を変えて作っています。世の中がデジタル化しようとも、ひたすらとんでもなく地道な作業を続けて35年目。地域の企業・お店の広告出稿に支えられ成り立っています。運営しているのは千葉県にある地域新聞社という会社です。

なぜこんなことをしているのか、住んでいる地域に『ちいき新聞』があるとどんな良いことがあるのか、『ちいき新聞』を通してどんな地域や暮らしを作っていきたいか…などなどをこのnoteでお伝えしていければと考えています。

あくまで核としているのは紙媒体ですが、最近ではクロスメディアによって地域情報を多角的に届ける試みもしています。

・コミュニティサイト「チイコミ!」(今年10月大幅リニューアル予定
・webマガジン「ちいき新聞web
・YouTubeチャンネル「ちいき新聞TV
・各種SNS公式アカウント(FacebookTwitterInstagram
・編集個人のTwitter(八千代・習志野・佐倉エリア担当いくら千葉・四街道エリア担当テラモト柏・我孫子・野田担当 閑船橋・鎌ケ谷・市川エリア担当Rちいき新聞web担当 i子、そして私 広田みずほ
・地域別LINE公式アカウント(お友だち登録はコチラから)
・note←new!

これら全てをひっくるめて『ちいき新聞』という一つのメディアと捉え、地域の方々とインタラクティブなコミュニケーションをしていこうとしているので、その全体像をお伝えしながら、それぞれの役割と楽しみ方なども紹介していくつもりです。

今年から編集長に就任し、自分が一番その肩書きに慣れないのですが、最近YouTuberも始めたりしまして、「この人一体何がしたいんだ」と思っている人もいるかもしれないので、そういう意味では社内の人にも読んでもらえたらと思っています。

初回なので一生懸命真面目に書いていますが、今後は肩肘張らずに書いていきます。バイタリティー溢れる編集部メンバーのこと、社内の魅力的な人たち、編集部がある八千代市勝田台の大好きな酒場のことも。

この仕事をしていると、取材先ですてきな出会いがあったり、読者の方からうれしい言葉をもらったり、小さな奇跡みたいなことの連続なので、独り占めしているのがもったいないと思ったことは、noteに書いていきます。

ローカルメディアの編集としては、「暮らすように働く」のが理想だと思っていて、地域の一員として顔と名前を覚えていただき、人と人との繋がりを作っていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

コロナ禍で考えた自分の言葉で伝えることの大切さ

本来は取材対象やクライアント様が主役であって、編集は裏方なので、自分の頭の中を文章にするのは抵抗がありましたし、ましてやカメラに向かってしゃべるなんてとても苦手な類のことなのですが、「YouTubeもnoteもなんでもやろう!」と半ば開き直れたのは、やはりコロナで思うところがあったからでした。

編集長に就任して程なく、緊急事態宣言が発令され、創刊以来初めてとなる二週連続の休刊を余儀なくされました。

前例も正解もない中で、悩んでいる暇もなく難しい決断をしなければならない日々。

これは当社だけではなく、お店を経営する方々も同じだったのではないかと思うのですが、休業という選択をするにしても、営業を継続するにしても、「なぜそうするのか」、自分たちのスタンスを自分の言葉で表明するしかないと思いました。それは勇気がいることでもありますが、今とても大切なことで、誠実にやれば必ず伝わるとも思いました。

昨年千葉県が台風で被災した時も然りでしたが、緊急時こそ「正しい情報」が求められますし、ほっとできる何かも必要です。

幸い新聞を発行できない期間中も、webやSNSがあることによって発信を続けることができました。

私たちは地域密着のメディアとして、どんな状況になろうとも、「今」「ここ」で必要とされている情報を届ける手段を持っていなければならない。そのためにできることはなんでもやってみて、地域との繋がりを深めておきたいと思っています。

地域新聞社の経営理念は「人の役に立つ」です。

創業者である先代の社長が掲げた理念です。

この理念に惹かれて入社したという人も少なくありません。

シンプルでどストレート。

故に因数分解が難しいという側面もありますが、新卒でこの会社に入り14年目になる私にとっては、意識せずとも染み付いている言葉です。

編集長として私なりの考えを言語化することで、「人の役に立つ」の解像度も上げていけたらと思っています。

広田みずほ 自己紹介

最後に簡単に #自己紹介 をさせてください。

埼玉県春日部市出身です。埼玉大学教養学部卒業後、広告の営業として地域新聞社に入社しました。広告の仕事も大好きなのですが、「すべての土台となる愛されるメディアづくりが重要だ」と考えるようになり編集部に異動。それを機に引っ越し、千葉県民になりました。数々の失敗を繰り返しながら、周りの人に救われて今に至ります。

食べることと飲むことと旅が好きです。

長々と書きましたが、同じ編集部の橋本いくらさんと励まし合いつつ、楽しんでやっていきたいと思いますので、フォローや「スキ」ボタンを押していただけたらうれしいです。

▲私がぐずぐずしていたら先陣を切ってくれた
いくらさん

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