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苦味がおいしいキーマカレー

ここのところ、毎週のようにキーマカレーを食べています。

暑いとカレーがおいしく感じる上に、毎回野菜をあれこれと変えるので飽きることがありません。

ひたすらにみじん切りにして、一緒くたに炒める
というシンプルな工程も、この料理の好きなポイントです。

みじん切りを続けていると、不思議な感覚になります。
なんだか気持ちがいい。
切る前は、それぞれの野菜は全く違う形。ばらばらで個性がある。
だけど、あっという間にみんな同じ大きさ、形に切りそろえられる。ボウルに入れると、なんともいえない一体感、チーム感がある。

バラバラだったものが揃う感覚。
それがキーマカレーを作る楽しみの一つなのかなと思います。


今回は、にんにく・玉ねぎ・なす・にんじんに加え、和え物で使いきれず余った1/2本のゴーヤーを刻んで加えてみることにしました。

最初は1/4本にしようかな、と思ったのですが、また半端に残ってしまうのが嫌で全て入れることにしました。
ゴーヤーを食べるときは、なるべく下ゆでをしないのがポリシーなので、今回も他の野菜と同じく、みじん切りにしたらそのままフライパンに直行し、炒めました。

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そして 出来上がったキーマカレー

少しドキドキしながら味見をしてみると、まずは塩味がきて、野菜の甘味と酸味が口の中に広がります。その後にツンとしたゴーヤーの苦味が届きます。そして最後に唐辛子の辛味。

5つの味をフルに使う感じ。また、もう一口と食べたくなる魅力があり、味見なのについついスプーンが進みます。
キーマカレーに苦味が入ると、こんなに美味しくなるなんて。
改めてゴーヤーの魅力と食材としての可能性と、
カレーの懐の広さに気付かされたのでした。
また来週も食べたくなります。

外から帰ってきた家族にも食べてもらったら、すぐにゴーヤーの存在に気づいて「このゴーヤーがいいね」と言っていました。

ゴーヤー入りのキーマカレー、ぜひお試しを。

冷蔵庫にある野菜でつくるキーマカレー
材料 (4〜5人分)

合い挽き肉…250g前後
玉ねぎ…1/2個
にんにく…2カケ
お好みの野菜…2〜3種 
 (なす、パプリカ、ピーマン、にんじん、ゴーヤー等)
クミン…小さじ1/2程
塩…味見しながら *沖縄の海水塩がおすすめ
カレー粉…大さじ1〜1・1/2
オリーブオイル…大さじ1
トマトジュース(なければ水、カットトマトでもOK)…1/2カップ程
唐辛子(輪切り)…お好みで

作り方

①オリーブオイルを熱したフライパンにクミンを入れて炒める。香りが立ってきたら、みじん切りにしたニンニク、玉ねぎを入れて弱火で炒める。
②玉ねぎがほんのり色づいてきたら中火にし、ひき肉を入れて、色が変わるまで炒める。
③みじん切りにした残りの野菜を入れて炒める。しんなりしてきたら、塩、カレー粉を入れて、さらに炒める。
④全体になじんだら、トマトジュース、お好みで唐辛子を入れて、弱火で5分くらいひと煮立ちさせる。味見をして塩加減を調整し、出来上がり。


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