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生の悲鳴を初めて聞いた。

映画館へは年に数回足を運ぶ。
いろいろ見るけど、最近はとんとホラー映画がないし、見なくなったなーと思ったところで思い出したのが、リング2。

若い人は貞子と聞けばわかるであろう、1990年台後半大ブームになったリングシリーズ。
1はレンタルビデオで見てまぁ面白かった。そしてちょうど2が公開されているタイミングだったので、友人と見に行ってみようということになった。

公開からだいぶ経ってたように記憶しているが、それでも2〜300人は入るであろう劇場に入った時にはすでに8割方埋まっていた。

話自体はよくある続編は前よりもちょっと…な展開だったような。
でも、あるシーンで大画面のスクリーンに急に貞子が写された瞬間、

「キャー!!」

という悲鳴が映画館のそこかしこから聞こえた。
いや、あれば悲鳴ではない。もはや絶叫だったかもしれない。
それも1人2人ではない。全員でもないが相当な女性が叫んでいた。

自分はというと、貞子よりもその悲鳴に驚いて思わずビクッとしてしまった。
そして、絶叫マシーンとはまた違う、映画やドラマのような悲鳴というのは、本当に出るのだな…などと考えてしまい、その後の映画のことはあまり覚えていない。

その後も女性と遊園地に行き、お化け屋敷に入れば似たような悲鳴は聞くことはできたのだけど、あの人数の叫びにも似た悲鳴は、後にも先にもあれだけなんだろうなと思う。
いや、そうであって欲しい。

#映画にまつわる思い出

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