面接の基礎の基礎

1.はじめに

 これから就活対策、最後の大きなテーマとなります、面接に入っていきたいと思います(WEBテストとかありますがそれはまた気が向いたら書きます)。

 面接選考をしない企業は9分9厘無いとは思います。必ず突破しなければならないところです。面接といっても、1対1からグループ面接、面接官が複数の場合、録画するタイプの面接、WEB面接、事前課題のある面接など様々なタイプがあります。

 そういう多彩な顔を持つ面接というものを個人的な感覚で解説していこうと思います。まずは、その準備段階として、心構えについて書いていきます。

2.面接で何が必要か(意識について)

 まず面接において必要なことは何か、意識することは何かです。

 面接においては何はともあれ、「思っていること考えていることを口に出さないと誰にも何も伝わらない」と言いたいところですが、これに関しては、いやが応にも口に出す機会はあるのでここではおいておきます(笑)。(GDだと何も話さないで終わってしまったとかはままあるのですが)

 個人的に意識したいのが、準備とあきらめない心と最低限のマナーかなと考えます。

 まず、準備について。口に出さないと誰にも何も伝わらないとは言いますが、面接において、緊張などが原因で、口に出したところで何を言っているのかわからないという事態がまま起こるかもしれません。そうした事態が起こらないようにするためにも準備は重要です。何を準備するかは、次の節で話します。

 次にあきらめない心です。面接ではかなり深いところまで突っ込まれることがままあります。なぜ?地獄、で?地獄が待っていることもしばしば。それで?を繰り返し言われたり、向こうに飽きられているような印象をもったとしてもあきらめないでください。そこでなぜわかってもらえないんだと憤慨し、面接官は俺のこと理解しないから駄目だだめだとあきらめてしまったら終わってしまいます。向こうに伝わっていなさそうだなと思った時でも、落ち着いてゆっくりもう一度話すことを心掛けてください。しっかり面接時間はファイティングポーズをとる姿勢でいてください。一回でもあきらめるような様子を見せると見抜かれてしまう危険性が高いので気を付けてほしいところです。

 最後に最低限のマナーです。マナーもそうですしついつい出てしまう癖をできるだけなくしたいところです。相手に顔を見てもらって、話しに集中してもらうためにも、他に注意が向くような行動をするのは好ましくないのかなとも思います。「クセがすごすぎて内容が入ってこん!」と面接官に心の中で突っ込まれないようにしてください。

 無理にマナーに気を遣いすぎて結局話したいことが話せなくなるのは本末転倒ではあるので、入退室の流れ、座り方と姿勢だけ気を付けていれば良いと思います。慣れない敬語に気を遣いすぎて言葉が出なくなって変な間ができてしまうのはあまり好ましくはないと思うのでそこまではしなくて良いと思います。

3.面接前にしておくべきこと

 先述した、準備とはじゃあいったい何をするのかなのですが、これは、ESを読み返し、しっかり語れる状態にしておくことと企業への質問を何個か考えておくことだと思います。もちろん、忘れ物が内容準備をしておくことや寝坊しないことは必要です。

 面接ではESの内容を聞かれることがほぼほぼです。それがわかっていて読み返さずに素で乗り込むのは無謀かなと思います(もういえるわ!ってひとは良いのですが…基礎の基礎編なので申し上げている次第です)。ガクチカであれば、何をしたのか、自分はどういう役割だったのか、他者との関係性はどうだったのか、障害は何だったのか、成果・学んだことは何だったのかは言えるようにしておきたいところです。これを言う必要があるので、ESのガクチカ編で申し上げたように、まずは語れるエピソード、思い入れのあるエピソードを採用する必要があります。

 面接でよく聞かれる質問については、個人面接編で言おうかなと思います。

 また、逆質問についてもたいてい行われます。次に行われる面接の面接官はどんな人(役職)かを調べる、想像し、それに合わせて質問を考えてみてください。もちろん特別聞きたいことがあるならそれを優先してもらって構いません。卒論などでインタビューを行う際は、仮説をしっかり立てたうえで、かなり時間をかけて質問項目を考えていくと思います。それと同じくらいの労力とは言いませんが、それくらいの心構えで考えておいても良いのかなと思います。

 企業を複数受けたりして忙しいとは思いますが、内々定をとるまでは、謙虚な姿勢で準備を行い、選考を受けることを個人的には勧めます。

4.まとめ

 ここでは、面接に大切な心構え、意識について話してきました。キーワードとして「準備」「あきらめない心」「最低限のマナー」を挙げました。

 いきなり本番は無理だという人には、想定問答集を他人に見てもらったり、模擬面接をしてもらったりすることをおすすめします。個人的にやっていたことは、キミスカやオファーボックスといったスカウトサイトで片っ端から人事の人に会って、ガクチカなどを伝えて、その都度向こうの聞いた印象がどうであったか観察し、それを受けて、話す内容を変えたり、改善したりしていました。行けば行くほど極度に緊張することも無くなってくるので本来のパフォーマンスが出せるかと思います。また、会う相手が社会人であるので、大人と話す良い練習にもなるかなと思います。

 今後は、動画面接、グループ面接、個人面接についてそれぞれ書いていこうかなと思います(ただ気になる企業のこととかご飯の話とかも書きたいので気長に)。他にも、何か書いてほしいものがありましたらコメントにどうぞm(__)m

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