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2024年の米国株【加筆】

皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。

SBI証券のアナリストレポートを見つけました。
今年米国株式市場をけん引したM7(マグニフィセント7:Apple、Microsoft、Google、Amazon、NVIDA、META、Teslaの7社)は引き続きNASDAQ100やS&P500の構成株としては大きな存在感があります。
今年の7月にNASDAQ100に関しては構成銘柄の割合を調整して、極端にM7が多くならないように変更しました。

が、以前多くの割合を占めています。ということは、M7が下落するとNASDAQ100も割と近い構成のS&P500も同様に下落することが考えられます。そして、米国経済がソフトランディングしようがハードランディングしようがどちらにしてもある程度の景気低迷の状態になることが想像されます。(好景気の状態はいずれにしても景気低迷の後にしか来ないので、必ず低迷を経験しなければいけません)

SBIのレポートに戻ってみてみると、2024年の収益に関してM7はだいぶ縮小されます。マイナスには転じませんが、2023年の増収増益のウハウハな状態からはひと段落するのでNASDAQ100もS&P500もどちらも本来の動きに戻るはずですが、M7によるバブルは既に組み込まれてしまっているため、いずれバブルは弾けると思われます。そしてそのバブル崩壊に伴って両方の指数は少なからず低下することが想定されます。

このnoteでもまとめましたが、やはり2023年中にポートフォリオを修正して、NASDAQ100やS&P500への過度な投資から、もう少し安定的な投資へ切り替える考えがより強くなりました。

米ドルのまま運用を継続するのであれば、
米国以外の先進国ETF
米国以外の海外債券ETF
に米国高配当ETFなどを組み合わせてM7依存から抜け出すか
いずれにしても来年大きな値動きが起こるのでそれまではMMFに移して安全に資産を保護する(年利4%以上の利回りでキープする)安全策か
もしくは、これらのMIXか。
恐らく僕はMMFが好きなので半分はMMFにして残りは脱M7の構成でようすを見る気がします。もし23年中に大きな価格上昇があるようであれば、ギリギリで売却して全部MMFに移し、来年の動向を見てからM7以外のETFへ投資を行っていく流れにしようと思っています。

もちろん、資産形成期の方の場合は、リスクをとって大きなリターンを得ることも重要ですので、僕のような守備的なやり方ではなく、積極的にM7に投資を行って大きなリターンを狙っても良いかもしれませんが、SBIのレポートを見る限りではM7の23年のような大きな飛躍はちょっと考えにくいため、新興国やインドなどへの投資の方がハイリスクハイリターンを狙えるかもしれませんね。

僕の中では、
日本円→日本+NASDAQ連動ETF
米ドル→米国以外の先進国+新興国+MMF
という構成で24年は運用していこうかと考えています。

そんな中、悩ましいのはずっと持ち続けているIBMです。ずっと高配当を続けてくれている優良企業です。でも最近Broadcomの右肩上がりの株を見てちょっと浮気したくなっています。来年はNISAの成長投資枠で少しだけBroadcomを買ってみようかと思っています。因みにBroadcomはNASDAQ100、S&P500も両方の構成銘柄でもあります。

サムネ:AdobeFireFly「高度​な​テクノロジー​と​建築​の​驚異​を​融合​さ​せ​た​未来​的​な​街並み​を​想像​し​て​み​て​くだ​さい。​そびえ立つ​高層​ビル、​洗練​さ​れ​た​交通​システム、​にぎやか​な​通り​を​紹介​する​芸術​作品​を​作成​し、​将来​の​繁栄​する​大都市​の​ビジョン​を​描​い​てい​ます」

【2024年1月22日 加筆】
米ドルの運用ですが、現在前述したポートフォリオとは若干異なり
・米国債
・MMF
・ETF(VOO、VT、EWJ、JEPI、EDV)
・IBM+AVGO(AVGOは2株NISA枠で購入)
こんな感じの布陣でやっています。AVGO以外は全て特定口座で購入しています。

こんなnoteも書いてみました。お時間あったら読んでみてください。


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