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本年も大変お世話になりました。

お世話になります。ホテルフレックス代表髙橋です。皆様今年も大変お世話になりました。大変な外部環境ではありますが、本年は通年よりも一層多くの方々に助けて頂きました事、感謝申し上げます。

そして少し長く口説い文章になりますがどうぞお付き合いください。

新型コロナウイルス感染症の流行によって、私共の企業も経済的な損失を被りました。それと同時に、いままでのように接客を通してお客さまとお会いする機会が激減したことで、観光業を営む宿泊施設としてのアイデンティティすら揺らいでしまう事態に直面しました。
ひとことで言えば<苦境>に立たされているわけですが、この自粛期間に私共は、かつて広島の街が未曾有の苦境からはい上がり中国地方最大の都市へと成長したことを思い出しました。

そうして、いち企業なりのアイデアと努力で、まずは近隣地域の復興と、平和=平穏であることの尊さを見つめ直してみたいと思うきっかけを頂けた年だったと感じます。

■当社の経営理念
「人と人・人と街を繋ぎ地域に必要とされる企業を目指す」

■「輪をもって尊しとなす」
ひねり出て来た言葉です。

■仕事と志事 
の話をします。

先ずは、志事をする。
 「仕事が義務なら人生は地獄。仕事が楽しみなら人生は極楽」有名なロシアの文豪ゴーリキー。の言葉
 誰でも自分が好んでやる仕事、楽しみながらやる仕事なら大きな成果も上がり、豊かな人生を送れる。

・仕事=仕えること。生活の維持のために働くこと
「仕事」は当たり前の事をしているだけで、苦情はないが満足もない。

・志事=志。自分の将来や未来、そしてビジョンのために働くこと。「志事」は、心のこもった行動で人の役に立っている事をすること。

なぜ志事を目指すのか。全てのお客様を満足させる為には、不満足を作らない。ごく普通の事をしていれば不満も起きないが満足をご提供することが出来ない。なぜなら人は十人十色であり、好き嫌いがある。満足をご提供する。差別化をより際立たせる。

そういった観念から自社の強みに焦点をあて、新たなビジネスホテルの在り方を創造して行きます。

ホテルは世界中から様々な方が集まる場所です。AI等の自動サービスなどで人とのコミュニケーションが簡潔になって行く世の中で、最後まで必要とされるコト、旅の醍醐味とは現地のスタッフや人々との心地よい会話ではないでしょうか。

次に「輪をもって尊しとなす」ですが、本来は「和をもって尊しとなす」と書かれます。この言葉は聖徳太子が8世紀に制定したとされる「十七条憲法」の第一条の冒頭にある言葉
おたがいの心が和らいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗することのないようにせよ。それが根本的態度でなければならぬ。

ですが我が社では

「輪をもって尊しとなす」と言い換える事で我が社らしい格言になるのではと捉えました。
人のつながりを1に見立てて地域の輪を広げて行く。

最後に経営理念です。
「人と人・人と街を繋ぎ地域に必要とされる企業を目指す」です。

参考になると思われるビジネスモデルがあります。イタリアの「アルベルゴディフーゾ」と言うビジネスモデルです。

「アルベルゴディフーゾ」とは

ここからはWebから抜粋
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町全体をホテルに見立てる取り組みは、空き家“先進国”のイタリアで行われている。「アルベルゴディフーゾ(Albergo Diffuso:分散型ホテル)」と呼ばれる。
このビジネスモデルは、ホテルだけが儲けるのではなく、町全体が儲かることに気づく。宿泊客が増えれば、町の定食屋が儲かり、飲み屋さんが儲かり、レンタサイクル屋が儲かり、お土産屋が儲かる。このモデルをうまく活用すればまだ日本で確立されていないユニークな取組としてホテルフレックスや周辺地域の新たな可能性にもつながるかもしれない。

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ここまでがネットから抜粋した文章を参考にした文章です。

これからの時代は地域で協力することで、弊社のような小さな会社でもいろいろなことに挑戦しなごら地域に必要とされる企業を目指す為に必要なコトではないか。

我々の経営理念は「人と人・人と街を繋ぎ地域に必要とされる企業を目指す」そんな理念を持ち、来年は更なる挑戦の年として奮闘して参る所存です。

長文になりましたが、改めて今年もお世話になりました。来年も厳しい外部環境が続きますが引き続きどうぞ宜しくお願いします。
来年は皆様にとって幸多き年になりますように。

敬具

ホテルフレックス
代表取締役 髙橋

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