マガジンのカバー画像

患者さんや御家族へ

18
患者さん、御家族向けの記事をまとめています。 何かの参考になると嬉しいです。
運営しているクリエイター

#緩和ケア

横浜こどもホスピス行ってきました😊

横浜こどもホスピス行ってきました😊

ずっと訪れたかった場所に行ってきました。

横浜こどもホスピス
「うみとそらのおうち」

現在、水曜日が見学会になっていて、
がんサポートナースのメンバーと2人で
行ってきました。

2階建で、海が近いこともあり
1階はコンクリート造り、2階は木造になっていました。

1階は、キッチンや相談室などがあり、
ヨーロッパ風のデザインは、見た目にも温かく、
優しい色調で、

2階には、親子で休めるベッド

もっとみる
安心安全な場所だから

安心安全な場所だから

コロナ禍で、病院に受診するだけでも
感染リスクがあり、

だからって、気軽に相談できる人もいない。

そんな時代だからこそ、
オンラインで、気軽に語り合い、
医療職に質問できる場所。

それが、「がんサポートナースのHAPPYサロン」

色んな経験を積んでいる医療職と、
がんと診断された方やご家族が集い、

他愛もない会話に癒されたり、
元気をもらえたり、

医療職と患者さんという関係を超えた、

もっとみる
早期緩和ケアのススメ

早期緩和ケアのススメ

7月末に笹川保健財団の助成金事業として開催した
「早期緩和ケアのススメ」

今回は、がん経験者のお二人に
早期から緩和ケアを受けた結果、

その後の治療や精神面で、どんな影響があったのか、
それぞれの立場からお話しを伺います。

緩和ケアは、まだまだ正しく理解している方が
少なく、医療関係者でも間違った説明をしている方もいて、そういう話しを聞くたびに悲しくなります。

身体と心、どちらも大切ですよ

もっとみる
緩和ケアは、診断されたときから

緩和ケアは、診断されたときから

5年前に、緩和ケア病棟を最後に、
病院勤務を卒業しました。

その後、ダブルワークをしながら、
個人で患者さんや御家族のご相談を受けたり、

緩和ケアに関する小さなイベントやセミナーを
やってきました。

緩和ケアに関する正しい知識は
同じ医療職でも行き渡っていない印象です。

でも、知っておくと、病と向き合いながらも、
自分らしく生きていけます。

今回は、がん経験者のお二人を迎えて
早期から緩

もっとみる
がんと診断された方に、まず必要なこと

がんと診断された方に、まず必要なこと

がんサバイバーの方々に
「治療も含め、一番辛かったのはいつでした?」と
質問したところ、

皆さんが口を揃えて言われるのが

「がんと診断されたその時でした。」

告知を受けたあと、頭が真っ白になって
どうやって帰ったのか分からない状況でも、

抗がん剤の副作用で辛い時があっても、
数年経った今でも、

一番辛かったのは「告知を受けた日」に
なっているのです。

そんな辛い状況のまま、
その先の色

もっとみる
病気とは闘わない方がいい理由

病気とは闘わない方がいい理由

5年前に
適応障害になった経験から

病気とは
本当の自分からの
大切なメッセージだと
気づきました。

つまり
生きる目的とズレた
生き方をしていると

本当の自分が
病気という形を使って
教えてくれるのです。

その
メッセージを無視していると

表面的な治療を
施したところで
根本的な解決には至らない。

思考の癖が
そのまま病気として
強制的に動きを止める結果に
なってしまいます。

病気

もっとみる
明日がんと診断されても混乱しない心の準備

明日がんと診断されても混乱しない心の準備

「緩和ケア」

この言葉を聴いて
あまりいい印象を持てない方

その理由はなんですか?

私は、4年ほど
緩和ケア病棟で勤務して
いましたが、

地域で
がん治療をされていたり

御家族が、がんになって
支えていらっしゃる御家族さんと
関わっている中で

緩和ケアを正しく理解していない方が
まだまだ沢山いらっしゃることに
医療職として心苦しく感じています。

そこで、
この度、笹川保健財団の
助成

もっとみる
患者さんと交換日記しています

患者さんと交換日記しています

自分と向き合う上で
日記は効果的なツールのひとつ

しかし

中々継続できなくて
3日坊主…
という方も多いかと思います

自己肯定感が低い方や
(看護師あるある)

最近は
患者さんとも
交換日記を始めていて

その効果を
さらに実感しています!

自分と向き合う

そのことで
エネルギーの浄化が出来たり

インナーチャイルドを
癒したり

頭で考えていても
答えが見えてこなかった
自分の使命に

もっとみる

緩和ケアってやっぱり大切

一般社団法人がんサポートナース 片岡幸子

00:00 | 00:00

がんサポートナースの片岡幸子です。
ある、がん患者さんとの「交換日記」の中で、自分と向き合うこと、緩和ケアの大切さを実感された方のお話しです。

緩和ケアって誰が受けるもの?

緩和ケアって誰が受けるもの?

「緩和ケア」

数年前から、言葉だけは
聞いたことある方も
増えてきたのではないかと
思います。

ただ、

どんなものなのかを
ご存知の方は
まだまだ少ないなと
感じています。

医療職の中でも
理解が乏しい方もいるので

患者さんや御家族が
適切に受けられていない
印象が強く

4年ほど前から
ブログで
情報発信を続けています。

まず、
「緩和ケア」は、

生命を脅かす疾患による
問題に

もっとみる