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【読んで聴いて語らって】 第1章 21世紀を迎えた日本の現実 / オンライン読書会

一人ではサラッと読むような「まぁまぁそういうことだよね」と違い、1冊の本を介して対話の機会を愉しむ月に一度(だいたい月末)の2時間。

今から17年前に執筆された論文:「新生日本の国家ビジョン『グレイト・コラボレーション= −違いが強さになる国創り−」(NSP理事長・藤原直哉著)を仲間内で毎月1章ずつ取り上げ、読み深めてみることにしました。

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NSP若手メンバーによるオンライン読書会

鬼澤慎人監事と私たち若手メンバーで、世代間交流・次世代へ向けて今自分たちができることを考えながら動いていく取り組みの1つとして、令和2年・2020年12月から毎月1回オンライン読書会に集っています。

・ ゆるく対話の大切さを継続していく機会として
・ 日々の暮らしの中での変化に対して、意識や行動につなげていけるような機会として
・ 変化を愉しみリードするような、小さな実践などの共有の場として
・ ディスカッションのように着地点に辿り着くようなものではないですが、お互いの感覚と視点をわかり合いながら、社会とどう向き合うのか考え、問いを生んでみる・表現してみる機会として

読んだ内容は同じでも、受け止め方が似ていることもあれば、違うこともあります。印象に残ったことや引っかかったことなど、さまざまな側面・角度からいろいろ並べていくとその先に見えてくること、何気ない会話の中からも問いや希望を膨らませてみたりすることもあります。

どんな話題が出たのか、どんな雰囲気だったのか毎月の記録メモをnoteでも残していくことにしました。

私たちの記録が、何かのきっかけにつながったら嬉しいです。

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第1章 21世紀を迎えた日本の現実

(1) 未来に希望が持てない現代日本社会
(2) 地球全体の生態系の危機
(3) 20世紀型社会の「自家中毒」
(4)「対症療法」の限界

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第1章 21世紀を迎えた日本の現実 ワードクラウド(AIテキストマイニング)

02第1章 21世紀を..._wordcloud (1)

【読んでみて、印象に残った言葉】
・自家中毒
・調和
・対処療法の限界
・大量消費・大量生産

読んでみて、感じたことや気になったことなどを共有。

・半沢直樹に感じること
・45歳以上の人たちの角度
・銀行員のスキル:平成30年間の衰退話
・目先の予測でなく、10年先の話をする藤原さん
・ITの時代に、観光と農業と言い始めた藤原さん
・カナリアみたいな人、藤原さん:時代の大きな変化が起きるのを一番最初に気づく人
・ロハスって言い始めた2005年、世間では「え、LOHASって?!」
・昔の藤原さんの本を読んでみると、「いまぴったりだなぁ」がいっぱいある
・1999年、リーダーシップと言い始めた頃、世間はマネジメント
・自動車部品メーカー時代の雰囲気
・すごく真面目に取引先上司の目標数値達成に向けて
・もっと楽しく仕事ができる環境
・直接お客さんの声が聞こえる環境
・これまでの世の中:競争、二元論で頑張ってきた部分と決まっていた価値観
・今とこれからの世の中:いろいろな価値観で、勝った負けたはなくなる
・充実もするし支援も受けやすくなるのでは
・同じ価値観での秩序
・不協和音でなく調和に向かっていくのに何が必要?
・(楽観論で)やりたいことをやっていれば
・人それぞれの役目から

・やりたいことをやったらいいじゃん
↑ やられちゃいやなこともやられちゃう?!
↑ やりたいこと言いたいことをいう=必ず反対の人もいるなかで、どうやって調和をとる?

・忖度をして、やらないでみんなに合わせようとして調和らしいものを保っているところ
・全体のためにやる中から湧き出してくるもの
・心理的安全性のある組織:みんなが誰でも気兼ねなく言い合えることが、かえって仲が悪くなることもあるけど、乗り越えて本音を話せるところまでどうやって持っていくか
・組織や社会の成熟度をあげていくこと
・小さい頃からの教育(Citizenship)
・20世紀型の教育から21世紀型の教育へ
・自分勝手な行動をとる人たち
・自分自身の方向性を見直す
・性善説で生きてきてたのに…
・稼げばいいじゃないよね
・悪いことをする人はたくさんいるけれど、本当に悪な人は少ないのでは
・本物を知る努力
・嘘を見抜く力、偽物を見抜く力を養う
・歴史を見ていると人間の悲喜交々を学べる
・性善説で書かれている論語を読みながら、性悪説が書かれている韓非子を読む
・罰則とかがない社会が望ましいけれど、罰則が必要なこともある ・野放しでいいのかのレベル
・性弱説:善でも悪でもあるし、人は弱いところが必ずある
・人は信じるけれど、やっていることはチェックしないといかん(ある意味管理の必要性)
・+大量廃棄をこのまま続けていいものなのか
・食品ロスと食糧危機
・工業製品になってしまった農業製品
・消費者が悪いのか、スーパーが悪いのか
・二極化できる時代になった良さ(二極化できてよかった)
・いろいろな道が、選択肢が生まれる良さ

・人生100年時代
・野球の試合に置き換えると(藻谷浩介さん)
・3回の裏
・2回終わった時点で人生決まったような教育
・6回終わった時点で人生終わったというような人
・野球のように人生も7回からが大事
・人生をきちんと考えられるような
・敬老という言葉の意味
・若い人たちのように走れないけれど熟練の人たちのお役立ち
・長老型リーダーシップ
・「まぁ、そういうこともあるよね」の気持ち
・ぶつかっても戦ってもきたけれど、いい人にも変な人にも出会っても、「結局ねー」の世界
・今のうちから達観するなよと、それは逃避になっちゃうよ
・悟りなんか開けるわけないだろう30、40で。
・戦えるエネルギーがあるときには、戦え
・団塊の世代に文句を言っていた新人類世代
・50代まではとにかく戦っていた、50代からは下の戦いを応援していた
・目指すはKINGカズ
・いつまでもプレーヤーの気持ち、その中でもコーチ役にもなったり
・ずっと同じレールを走っていたわけではない人たち
・一歩踏み出した
・思い通りではない自然と向き合っている仕事の充実感と無力感
・相手が自然だもん文句を言えない
・最後祈るしかない
・金融のキャピタリズムと自然のキャピタリズム
・もう一度作り直すのか、新しいものを創るのか
・みんな@Wall St. 同じ夢:40までに稼いで、早くカリブ海へ
・虚業だな
・ゼロイチでない部分
・大きな話、大切な話が詰まっているから、いろいろな話ができる
・お腹が痛いからって胃薬飲んでじゃないよ
・背中が凝ったからマッサージじゃないよ
・人生100年時代で何歳からも勝負できるからこそ健康大事
・心の健康と身体の健康
・戦うを意識しながら生きてみよう
・中島みゆき ファイト
・家族と共生していこう
・藤原先生の意外な一面、カラオケを聴いてみたい
・意外に性善説だったかも
・戦い方のイメージ
・あがくときにはあがかないといけない真意
・戦う人への応援メッセージ
・理不尽な人が多い世の中への応援メッセージ
・相手を最後はこっちに引き込む戦い



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