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S高本校の先生&非公式キャラが語る! 開校2年目『S高の魅力』座談会(前編)

取材・文=住井 円香(S高1期・ネットコース)

S高等学校(以下S高)は、角川ドワンゴ学園の2校目となる高校で、昨年4月に開校しました。S高生は、宿泊型スクーリング(※1)や通学型スクーリング(※2)の機会に、茨城県つくば市にある茨城つくば本校(以下つくば本校)で学ぶことができます。

今回S高1期生として、ぜひ自分の学校の良さを伝えたいと思い、スクーリングの授業を担当してくださっている先生方による「つくば本校の魅力」をテーマにしたオンライン座談会を開きました。スペシャルゲストとして、S高非公式キャラクターしばたろうも特別参加。先生方の授業に対する熱い思いや、知られざる面白エピソードをお楽しみください!
(オンライン座談会は2022年6月13日実施)

※1 宿泊型スクーリング
原則2年次の前後期いずれか1回、N高生は沖縄県うるま市にある沖縄伊計本校で、S高生はつくば本校の本校で参加するスクーリング。地元のホテルに数日間宿泊し、履修科目の授業を受けるとともに、地元の特色を活かした課外活動が用意されている。
※2  通学型スクーリング
全国各地にあるN/S高の拠点で行われるスクーリング。N高生は沖縄伊計本校に、S高生はつくば本校に通って、授業を受けることもできる。

話をしてくれた人

尾崎雄一朗先生 

  • 数学・情報担当

  • キリンが大好きで、常にキリングッズを持ち歩いている。推しキリンは上野動物園のりんごちゃん

水野友香子先生 

  • 社会科担当

  • 通称すいあつ先生

竹沢純先生 

  • 保健・体育科担当

  • この記事を書いた人の去年の担任の先生。

  • いくら先生というあだ名も。

スペシャルゲスト

しばたろう

  • S高の非公式キャラクター

  • 今回はチャットで座談会に参加。

  • よくつくば本校の芝生で寝ている。

  • 苦手なものは納豆

以下敬称略
※しばたろうがチャットで話した内容は、『』内に原文のまま掲載しています。


先生達が輝いている! しばたろうも魅力のS高独自文化をどんどん育成中

――まずはお一人ずつ、ここがS高の魅力だと思うところを教えていただけますか?

水野:S高の先生は、一人ひとりのスペックが高くて、それぞれ得意分野をお持ちの先生が多いですね。例えば、「映像作成のことであれば、野沢先生(数学科・情報科)だ!」とか、「音楽を使って面白いことをするのであれば、川里先生(国語科・情報科)だ!」とか、「賑やかし役だったら尾崎先生だ!」とか、いろいろな先生がそれぞれ持つ、輝いている部分を発揮されています。そして、それぞれの先生の特技を生かした企画やスクーリングの活動があったりします。先生方自身が輝いているというところが大きな魅力の一つかなあと思っています。

竹沢 :校舎の魅力、場所や立地の魅力というところだと、全国探してみても芝生のグラウンドがある学校はなかなかないと思うんです。私立の学校とかで、人工芝のグラウンドならあると思うんですけど、なかなか全面天然芝のグラウンドはないのではないでしょうか。それに、芝生の丈が高いんです。靴で芝生を踏む時の「モフっ」てなる感覚を学校の中で味わえるっていうのは、メチャクチャ魅力的なのではないかなあと思います。

 あとは、先ほど水野先生がお話ししてくださったんですけど、一緒に働いている先生方がとにかく楽しそうだなあと感じています。私自身も楽しいんですけど、他の先生方も楽しんで授業しているなあと思っています。本校のスクーリングだと、いろいろな企画があって、そのときに、生徒に負けないくらい先生も輝いているシーンも多々あります。

しばたろう:『しばたろうがいるのが魅力では!?!?!?』

竹沢:そうですね、しばたろうがいるっていうのも魅力ですよね。早く公式キャラクターになってほしいですね。

つくば本校自慢の「モフっ」となる芝生に覆われた校庭。夏空に芝生の緑がよく映えます(提供:つくば本校の先生方)

尾崎:僕は、S高独自の文化というのが出来上がってきているのが魅力だと思っています。例えば、しばたろうもそうだし、Slackの#times_s_tsukuba(※3)というチャンネルで生徒交流が生まれてきています。S高独自の文化がどんどん、どんどん、開校2年目にして作り上げられてきているなあと思っています。だからこそ、S高に入って、S高ってどんな学校なんだろう、どんなことをしているんだろうって皆さんが知れば知るほどハマっていく学校になっていると感じています。

水野:みんながS高にいてよかったなあとか、S高楽しかったなあという、誇りに思えるような学校になればいいなあと思って、いろいろ考えています。

※3 #times_s_tsukubaとは
S高の先生方が運営するSlackチャンネル。
普段は先生方と生徒がよく雑談をしている。ハロウィン企画や、各教科の先生方と生徒が知識を競い合うクイズ大会などが行われることも。


「少しでも楽しんで」ーー生徒への情熱と時間を半端なくかけて準備

ーースクーリングの授業では特に工夫しているというポイントはありますか。ネタバレにならない程度で構いませんのでお願いします。

水野:今は、主に2年生がスクーリングでたくさん来てくれているので、2年生向けの授業をたくさんやっています。担当科目の中の地理Bでは、ハザードマップを使ったワークをする時間があります。宿泊型スクーリングの場合には、(宿泊型スクーリングで泊まる)つくばグランドホテルのあたりで自然災害のおそれがないのか調べます。すると、なんとつくばグランドホテルの左右を挟むように土石流が来るというハザードマップになっているんですね。

 そこで「ホテルはきちんと土石流をよけられるように建っているよ」ということと、「ホテルから歩いて4分のところに避難場所がある」ということを伝えます。何かが起こったとしても、安全に逃げることが出来るということを紹介することができるんです。このように、つくばを使った授業が出来るというのが非常にいいと感じています。

 通学型スクーリングで学ぶ他の拠点でも、ハザードマップを使ったワークはできるのですが、生徒が宿泊している場所について調べることで、より習ったことを身近に感じられるようになると思います。より自分事にしやすい、生き生きとした授業ができるのが、つくばのスクーリング授業のいいところじゃないかなあと思っています。

しばたろう : 『水野先生は100カメ(※4)でも取り上げられてるくらい授業楽しいって意見が多いですねー!』

※4 5月31日に放送されたNHKのドキュメンタリー番組「100カメ」でN/S高が取り上げられました。

竹沢:体育を教えているので、体育館を使えるという点はつくば本校の大きな利点だと思います。もちろん座ってストレッチをするのも大事ではあるんですけど、S高生やN高生にとって、体育館で体を動かすという機会はなかなかないと思うんです。体育館で体を動かすことを楽しめたりするのは、本校の強みの一つではないかと感じています。

 今までS高生の皆さんがスクーリングに参加して、「体育が苦手で」とか「体育が不安で」という声も多かったんです。でも、実際に体育館で体育をすることで、「やっぱり体を動かすと楽しいです」と言ってもらえるようにしたいと思っています。体を動かすことや体育というもの自体にマイナスなイメージを持っている生徒でも、S高の体育の授業を受けることで、考え方が180度ガラッと変わるぐらいまでのレベルを目指して、体育科の先生達は頑張っていますので、体育の授業にも期待していただければと思います。

 今後は、せっかく芝生があるので、芝生を使った体育というのも考えていたりします。

尾崎:生徒の前で授業をするために、先生達はいろいろな準備を長期間行うんです。教科書の中から何を取り出して、どんなことを授業に組み込んで、さらに生徒にはどんなところを学んでほしいのかとか、生徒に教科ごとの内容をどういうふうに届けるのかを、いっぱい何カ月も考えて一つの授業が作り上げられます。特に、S高の先生方というのは、僕も見ていて思うんですけど、一つひとつの授業への情熱とかける時間が本当に半端ないです。

 生徒の皆さんにとっては、一コマ40分で終わってしまうものかもしれないんですけど、その40分の授業に、先生達は何時間もかけていろいろな考えや努力を詰め込んでいるんです。先生達は、授業を単純に良くしたいだけではなくて、生徒の皆さんのことをよく考えて授業を作っています。せっかく1年で数回しか受けられない授業なので、少しでも楽しんでほしいっていう気持ちや願いが込められていることが素敵なんじゃないかなって思います。

 スクーリングで来た時に、どの先生の授業を受けるのかというランダム性というか、『授業ガチャ』みたいなのも面白い部分だと思います。


つくば本校での授業中の様子。スクーリングは、先生方のたくさんの思いを込めて準備がされた授業を受けることができる貴重なチャンスです。先生のPCに貼ってあるステッカーは、もしや、キリン!?(提供:つくば本校の先生方)


しばたろうもチャットを使って、積極的に自己PR

スクーリングの授業について先生方からお話を伺っていると、しばたろうが画面内の自身のアイコンを2回も変更。しばたろうに、ラーメンのアイコンを表示したわけを尋ねてみると、しばたろうからはチャット機能を使ってこんな返事が。。。

座談会中にノリノリで、コロコロとアイコン画像を変えるしばたろう。一度目はラーメンに、二度目は「本日の主役」と書かれたタスキを身に着けていました。

しばたろう:『ラーメン食べたくて』
 
水野:しばたろうは気分屋なので、コロコロとアイコンを変えてしまうんです。

しばたろう : 『しばたろうもアピールしたいから笑』

水野:しばたろうにも、いろいろ聞いてあげてください。

しばたろう : 『ついにしばたろうも生放送でびゅした!』

水野:実は、尾崎さんが、今年の磁石祭(4月に千葉市幕張メッセで開かれたN/S高・N中等部文化祭)の「叫んでみた」という企画に出ました。その場で、「しばたろう、公式化、お願いします!」と叫んだんですよね。

尾崎:僕がしばたろうのブロマイドを持って「しばたろう、公式化、お願いします!」と叫んだんです。

水野:そこで多分、認知度は上がったのかなあと思っていますが、ぜひともこの機会にも、しばたろうの認知度を上げていただければ、と思います。

磁石祭で、しばたろうの魅力を熱く叫ぶ尾崎先生。(提供:尾崎先生)

後編はこちら

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