狐氏、満腹至上主義を卒業したい
どこかの本だかなんだかで、400gのサツマイモを与えても100gしか食べなかった猿に、溶かしバターをつけたサツマイモを与えたところ、400gを超えてなお欲し続けた、という話を読んだことがある。
猿とは違い、火を手に入れ、さらには調味料と運命的な出逢いを果たし、「料理」を発明してしまった人類にとって、食べることは単なる生命維持活動以上の価値があることは自明だろう。
バターをつけたサツマイモどころではない。魚介の出汁をふんだんに使った鎌倉野菜の自家製味噌仕立て豚汁、などの美味しい