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花粉や乾燥による肌荒れ…春のゆらぎ肌にはどう対策する?

春の肌荒れお悩みではないですか?

春はお肌がいちばんゆらぎやすい季節だと言われています。
では、なぜ春にゆらぎやすいのか、またどんな対策が必要なのかを解説致します。

春のゆらぎ肌とは

ゆらぎ肌に確実な定義はありませんが、ざっくりと”肌荒れが起きやすい状態”と考えていただければと思います。

ゆらぎ肌の状態では、肌がいつもより敏感になって、いつも使っている化粧品がピリピリしたり、ニキビ肌荒れなどのトラブルが起きてしまったり・・・。

症状は様々ですが、代表例として
かゆみ、赤み、乾燥によるカサつき、吹き出物などがあります。

春のゆらぎ肌の原因

様々な症状が現れる春のゆらぎ肌ですが、大きな原因として考えられることが一つあります。

それは「「肌のバリア機能の低下」」です。

バリア機能は以下の働きをしています。
①アレルギーの原因物質や細菌・ウイルスなどの体内への侵入を防ぐ
②体内の水分が皮膚から失われるのを防ぐ

つまり、バリア機能は皮膚の健康を守るための大切な役割を担っています。

春にバリア機能が低下しやすい理由としては、冬の乾燥した空気で、肌のうるおいが奪われて乾燥してしまうためだと言われています。
そこに春の刺激たちが次々とやってきて肌荒れにつながるというわけです。

では、春の刺激には何があるかみていきましょう。

花粉・黄砂

春は花粉や黄砂といったアレルゲンが多く飛んでいます。これらのアレルゲンがバリア機能の低下した肌に付着すると、アレルギー反応により肌荒れを起こすことがあります。

紫外線

紫外線は1年を通して対策しなければいけませんが、特に紫外線量は2月頃から増えるとされています。
紫外線に当たると肌が乾燥して皮膚のバリア機能がさらに低下します。
また、乾燥してバリア機能が低下した肌には、紫外線も刺激となります。

ティッシュ・マスクによる刺激

花粉症の方は必須アイテムかと思いますが、ティッシュやマスクも肌に刺激となります。鼻水・涙を抑えるためにティッシュを使う方が大半かと思いますがこのときのティッシュの繊維で肌に刺激が加わり肌荒れを招くことがあります。
また、マスクも同様の理由で肌に直接触れている部分が刺激になり、肌荒れの原因となることがあります。

ストレス

春は人事異動や就職/入学/卒業など新生活が始まる季節です。そのため、ストレスによってホルモンバランスが乱れ、肌荒れにつながっていることもあります。

春のゆらぎ肌による肌荒れを防ぐには

先ほど春のゆらぎ肌の大きな原因の一つは肌のバリア機能の低下だとご説明しました。
では、バリア機能を低下させないためには何が必要なのか対策について今回は明日からでも始められる5つをご紹介します。

保湿

noteでも他SNSでも何度も言うようで恐縮です・・笑
しかし、本当に保湿は肌にとって重要なのです。(なので私たちが保湿剤ケアテアをプロデュースすることにつながっています)
乾燥により、角質に隙間が生まれ肌のバリア機能が低下することに繋がります。保湿は、365日毎日欠かさず行いましょう。

肌にやさしいマスク/ティッシュを使う

マスクやティッシュを使用すると肌がピリピリしている方は、それらの繊維刺激となっている可能性があります。
保湿成分入りのマスクやティッシュなどに変えると良いでしょう。


質の良い睡眠を取る

ご存知かと思いますが、
肌荒れ対策には質の良い睡眠をたっぷり取ることも大切です。

睡眠中に脳から出た指令を受けて下垂体から分泌される成長ホルモンは、日中受けたダメージの回復や細胞の修復を促します。
睡眠不足でこの成長ホルモンの分泌量が低下すると皮膚の回復などターンオーバーのサイクルが乱れるため、肌荒れにつながると言えます。

質の良い睡眠とは、十分な睡眠時間を確保するだけでなく寝心地の良い枕やアロマ・キャンドルなど、リラックスして熟睡できる環境に整えることも重要です。

現代は、スマホ・パソコンとの付き合い方も気をつけていかなければいけません。ある調査では、スマートフォンやPCの使用が増え睡眠時間が減ったと回答した方が36%いるとのことです。
スマートフォンやPCの画面から放出されるブルーライトを見続けると、自然な眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌が抑制され、熟睡を妨げてしまうといわれています。
スマホやPCの作業は布団に入る前まで決めるなど”ながら見”はなるべく避けた方がよいでしょう。

紫外線対策をする

前述しましたが、紫外線もお肌に刺激となりますので対策する必要があります。
日焼け止めや帽子・日傘など、日差しの強さによってはUVカット用のサングラスなども使いながら紫外線から肌を守りましょう。

やさしい成分のスキンケア用品を使用

肌バリア機能が低下したときには、スキンケア用品自体が刺激となることがあるため、肌への刺激が少ない敏感肌向けのものを選ぶことをおすすめします。
逆に、お肌の調子が良い時に攻めの美容を行いその時々の自分のお肌や体調に合わせてスキンケア用品も変えても良いでしょう。

しかし、敏感肌用のスキンケア用品がすべての人にやさしいとは限らないので、顔に塗る前に前腕の皮膚で試し塗りしてみるなどしてあげてもいいかもしれません。

春のゆらぎ肌に負けないために

冬の間に肌が乾燥し、春頃にはバリア機能が低下した状態になっています。
そこに春特有の刺激によって肌荒れが引き起こされるのです。

春のゆらぎ肌に負けないためには
・十分な保湿
・肌にやさしいマスク/ティッシュを使う
・質の良い睡眠をとる
・紫外線対策をする
・やさしい成分のスキンケア用品を使う
が大切です。



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