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【開催レポート】自分の世界をVR上に創造するワークショップ

角川ドワンゴ学園では、「VR空間でどんな遊び・学びがつくれるのか」をテーマに、VRを使ったワークショップを実施しています。

2022年2月9日に開催したのは、自分の世界をVR上に創造するワークショップ。使用したアプリは、Meta Quest 2で使える「ENGAGE」です。VR空間に人体模型や妖精、恐竜などの動くオブジェクトを呼び出すことのできる「IFX」を用いることで、生徒の思い思いの世界を創るワークショップを行いました。

ワークショップの企画・運営にあたっては、株式会社MIMIGURI様にご協力いただきました。

アプリ内素材「IFX」の操作画面

1. 練習パート 〜世界に一つだけ物を生み出せるなら〜

では、実際のワークショップの様子を見ていきましょう。

まずは素材を出す練習も兼ねて、好きな「IFX(オブジェクト)」を1人1つ設置してみました。すると・・・?

かなりカオスで不思議な世界になりました…笑

2. 本番パート 〜自分だけの世界を創ってみよう!〜

練習を終えて、本番のパートです。

本番パートでは、「もし自分が世界の神となり、無限に創作物を生み出せるとしたら、どのような世界にするか」というお題に基づいて、一人ひとりが考えた世界を創造しました。

今回はその中で、2つの世界を紹介します。

▼1つ目の世界はこちら!

焚き火台などを出して、料理の世界を創ったそうです。ライトが沢山あって、見ているだけで楽しい気分になりますね!(煙の効果で少しだけ見にくい写真になっていますがご容赦ください。)

ちなみに、隣にあった作品も同じ生徒が作ったということで、見てみましょう。

このオブジェクト、何を表わしているか想像できますか?

「これから待ち受けている課題」をイメージして作ったそうです。 紙の量がとても多いですね…。見事に「課題」への気持ちが表現されていて面白いですね!

▼2つ目の世界はこちら!

パソコンの上から稲妻が走っています・・・!

これを作った本人に話を聞いてみると、「最強のパソコンを作ってみたかった」とのこと。実際に、上の写真でアバターが立っている位置に自分が立つと、「最強感」を感じられました。

3. 生徒の感想

バーチャル空間(VR)の中で自分の世界を創造してみる体験はどんなものだったのでしょう。実際に参加した生徒から届いた感想を見ていきましょう。

・非常にユニークな作品を作ったり、他のみんなの作品を鑑賞したりしたのが、とても楽しい時間だった。
・いろんな人の好きなものや、ずっと覚えている夢など、いろんな人の中身を知れた気がして面白いと感じた。

4. 終わりに

今回は、「バーチャル上での創作表現の幅を広げること」を目標として、ワークショップを開催しました。結果として、異なる素材を組み合わせる「コラージュ表現」をVR上でも生み出すことができました!

また、参加生徒もバーチャル空間上に何かを創造することの楽しさや可能性を体感してくれたようです!

角川ドワンゴ学園では、これからもVRやさまざまなテクノロジーを使ったワークショップを開催予定です。注目が集まる「VR / メタバース」空間でどんな遊び、学びがつくれるか。これからも情報発信いたしますので、ぜひご覧ください!