tomoさんインタビュー

creator's interview ~第6回・tomo.さん(前編)~


ー n's farmの「note大陸 ~creator's intervew~」


第6回は、類まれなる器用さと見事な文才で、パネル、豆本、はたまた羊毛フェルト人形など、多岐にわたる手法で自身の世界を表現し続けるtomo.さんです!!


tomo.さんのnoteはこちら ⇒ https://note.mu/3961


今回は恒例のnote参戦のキッカケはもちろん、tomo.さんの軌跡や過去の作品についても一緒に振り返っていきます!!そこのアナタも、気がついたらtomo.さんワールドに魅了されているかも!?


それではご覧ください!!





♦ ‟縁”って本当に面白い‼


こんばんは!!

それではインタビュー始めます!!よろしくお願いします!!

まずは、tomo.さんがnoteを始めた時期と、始めたきっかけについて教えてください!


はい😊

きっかけは、学生時代からの親友が雑貨屋を経営する事になったんですが…

その経営するまでの過程がとても素敵で、まさに「出会い」が背景にあったんですね。

それが去年の暮れでした。とても羨ましいと思った瞬間でした。

で、その友達が私にもブログを紹介してくれたんです。そこで私の作品を投稿したらどう?って。

私自身変わりたいと思っていたので、色々探しているところで、noteに出会ったのが今年の2月です。


おお!

tomo.さんもある意味「出会い」がきっかけでnoteに導かれていたんですね!

ちなみに、その親友の方の“経営までの過程”がすごく気になるのですが……

差し支えなければ、お聞かせ願えますか?


その親友Aは、某 通信講座で行政書士の資格を取得したんです。

で、しばらくその仕事をしていたのですが、どうも肌に合わず、市が行っている「仕事塾」という会に参加をして、その時に偶然後ろの席に座った人が料理人だったんです。

その時は名刺を交換して終わったそうです。

で、Aは肌に合わない仕事のストレスと諸々が重なって、半分寝たきりみたいになってしまい「これじゃあ身体が本当にダメになる!そうだ、自分の好きな事をしよう!」と、ペンダントを作ったんですよ!

それで、そのペンダントをして雑貨屋さんに行ったら、雑貨屋さんのオーナーがそのペンダントを気に入り「店に置いてみないか?」ってドラマみたいな展開になったんですね。

その雑貨屋さんは、色んなアーティストのブースを出すみたいなイベントをやっていたので、そこに出展したのです。

それでドンドン広がりつつあった時期に…

以前、名刺交換した料理人の彼から電話が!


彼の「お菓子作りをしたかった」という話を聞いて、そのまま恋にも落ちて、2人で雑貨屋&お菓子のお店を出すまでに至ったのです✨


それを聞いた私は「これ、導きの法則ってやつ!?」って思ったんです。私にもそんな事が起きたらなぁーって思いましたね。

でも、それは願ってたりすると神様にバレバレだから、どーしよー?とも思いました!



♦過去と現在 ~抱いていた夢とnoteとの出会い~

ぎゃあああああ!!

なんて気まぐれロマンティック!!素敵なお話っ!!

おっしゃるとおり、自分の気持ちに素直に行動をすると全ての事が上手くいくというような話がありますが…、まさに人生のターニングポイントですね!!

その親友の方が作品を投稿することを勧めたとのことですが、tomo.さんは以前から作品作りはされていたのですか?

今のnoteに投稿されているようなパネルやフェルト人形たちのような…?



若い頃は、造形作家になろうと思ってました!

イサムノグチと言う彫刻家がいましてね、大好きだったんです。憧れでした。

学生時代は立体作品を作っていたのです。noteの中に数点その写真があるのですが、光を使った造形作家を夢見てました!


※ここで実際に投稿されていた過去作品をいくつかご紹介します!

『RGB』:https://note.mu/3961/n/n065eaae32eb1

『浮遊する光の立方体』:https://note.mu/3961/n/ndb58eb7f7e1c

『あかり の ありか』:https://note.mu/3961/n/n41a8f7c1f050


教授には「とにかく3年発表しなさい!まだ光と鉄の作家は少ないから3年!」って言われたり……


賞も貰ったりして、勢いがでて来た頃でした…父が庭で吐血したんですよね!


その日を境に、造形作家なんて言っていられない日々が始まりました。

父を見送り、続いて母を見送り……私はすっかり“想像の世界”を忘れてしまったんです。

月日は流れました。でも、どうしても心にしまった感情が忘れられなくなり、立体は無理でも、何か心にあるものを表現したいって思う様になったんです。

それが、パネルの作品です。

羊毛フェルト君たちは、私といっしょに夢の時間を旅してくれる相棒的な存在として作ったんですが、彼らも独立したキャラが欲しそうだったので、それぞれに物語がある事にしました。

(※パネルなどの作品については、後編で詳しく伺います!)



おおおっ!!!受賞歴があるとは、またすごいですね!!

そして、それは大変な日々でしたね。

しばらく創作から離れても、また表現の道へ戻るということに「表現者」として生きたいという強い気持ちが見てとれますが…

他の分野の仕事をしようという選択肢は全く考えていなかったのですか?



若い頃は造形作家しかなりたいモノはなかったですが…

父が寝たきりになり普通に仕事をする事が親孝行でした。

なので今もそうですが、CADで図面を書いてますよ😊

高速道路の排水図面、製作図と言う種類の図面を書いてます!



図面!?

うへぇ…難しそう…そのスキルは一体どこで身につけたんですか?

また先ほどおっしゃっていたように作品づくりも再開したというのは、仕事しながらですよね?並行して創作活動をされていたのですか?


スキルは最初は「パース」(※1)、「トレース」(※2)などの資格を徐々に取り、元々数学が大好きだったので、なんとかついて行きました。

※1「パース」:一般に「パース図」と呼ばれる‟完成予想図”のようなもの。「建築3Dパース検定」という主に実技を行う試験などがある。

※2「トレース」:図面などの複写をする技術。『トレース技能検定』などが実施されており、設計技師やデザイナーなどが受験している。


本当になんとか……ギリギリ!

そうです。休みの日とか、仕事で疲れてない日とか、そんな日に作ってます。

CADは眼精疲労がハンパないですから😭



数学が大好き…うらやましいかぎりです…笑

なかなか大変ですね~!そのようにコツコツと作った作品を、自分を変えるためにも出していく場所を探していたというわけですね!

親友の方のように「ブログ」という選択肢もあったと思いますが、noteを選んだ理由はなんでしょうか?また、noteの第一印象はいかがでしたか?


実はですね、私はヴァイオリンを習っていまして…先生に作品を見てもらっていたんですね。

で、なぜか「メルカリに出店せよ!」と言われたのです。

ブログとメルカリ…うーむ…ってなってたところに、noteで作品を売れるみたいな記事を見まして…「ならばここで!」という感じで始めました!

最初、意味が分からなさすぎて倒れました!(笑)

「もぅ…隅っこで、ろうそくの灯りでやればいいや!」って気持ちでスタートしました。でも、だんだんご近所さんとご挨拶出来る様になり、あたたかくて居心地の良い場所へと変化しました。


なるほどー!!

あ、でも、tomo.さんはそんなに“作品を販売する”という事について、そんなに積極的という印象はないのですが…

自身の作品の紹介記事が中心というような印象ですが、noteを始める際のコンセプトはどういうものだったのでしょうか?「できることなら作品を販売していきたいな~」というぐらいですか?


私は自分の作品に“金銭という価値を付ける事”が苦手でありまして…

自信がないんですよね(;^_^A

なのでもう少し、自分を磨いてから考えようと思っているのです。

ビジネスが苦手なんです。



♦‟青い郵便ポスト”


なんて謙虚な……tomo.さんの作品が好きな方は、きっとたくさんいると思いますが…

そしてtomo.さんは文章もまた素敵です!

昔から、書き物も好きだったのですか? 何か詩などを書いていたとか…


あっ、そんな風に言っていただいて本当に嬉しいです!


そうですね、妄想族なんで……古っ!(笑)

以前は「色の名前」で詩を作ってたりしてました。コバルトブルー、ターコイズブルー…みたいな感じで

どっか行っちゃったけどね



なんでどっか行っちゃったんだーーー!!!(泣)

そしてすごいですね…「色の名前」で…「詩」?

出発点が斬新すぎて…色から得た着想を詩にしてたのですか…?

すみません、僕の脳だとイメージができないので、何か一例をあげていただけたら…


例えば、あれは薄い水色だったかな…名前は忘れたけど

打ち寄せる波

眠りに誘われて

透き通る青

なんかこんな感じの…

大きなタイトルは「ブルー」、それでページをめくると実際にその色と、名前と詩…みたいな感じで考えてました。


あ、そうそう!!

今考えているのは「青い郵便ポスト」‼

「青い郵便ポスト」は、たった一通だけ誰にでも、どんな時代にも手紙を届けてくれるポストなの。

それで「皆さんならどんな手紙を届けますか?」みたいな事をやりたいな!

それを集めて本に出来たらなって妄想中です。


す……すげぇ…

そして何ですかその面白い妄想!!!!

あれですか、たとえば坂本竜馬に「近江屋には行くな!狙われてるぞ!!」とかですか?

ぜひ実現しましょうよ!!

ちなみに、そのアイディアの着想はどこから?


……笑

皆さんの素敵な手紙を集めて本が出来たらないいな!

以前「青い郵便ポスト」と言うタイトルでエッセイみたいなモノを書いて、それがちょっとした本に載ったんですね。

本当にちょっとした「誰が買うの?私も買いたくない」ってぐらいの本です。

 その時に思いついて書いたのがきっかけです。


何ですと!!それ、むちゃくちゃ読みたいんですけれどもっ!!!

それは一般の方も寄稿できるような本に応募をしたという事でしょうか?


結構前でして、確か何かの記念に出版するスタイルのマニアックな本で、書店で見た事がない様な感じでしたね…。

ただ作家ネームがあまりにもキモ過ぎて誰にも見せてないですよ( ̄▽ ̄)


あ、そうなんですね…(笑)

それにしても「たった一通だけ、時代を問わずに手紙を書ける」という発想がすごいですよね…tomo.さん自身が誰かに書きたかったのでしょうか?


私は、過去の私に書きたかったです。エッセイには少し違う事を書きました。

エッセイでは「もし、多くを夢見た子供の頃の私が未来の自分に手紙を送っていたとしたら、受け取る準備は出来ていない」…みたいな内容です。


んおおおお!?すごい深いですね…!!

あぁ~!!読みたいなぁ…そのエッセイ……(←秘技「駄々っ子」)


えと、長くなるので、休憩してて下さいね!

(…と、ここでtomo.さんがガサゴソと何か探し物…)


※その後、tomo.さんから送られてきた画像には、なんと実際に掲載された「青い郵便ポスト」のページが!!

本人曰く「作家ネームは目がやられて、ムスカの状態になると思いますのでご注意を!」という点などを除けば紹介してOKとのことなので、特別に載せちゃいます!!




『青い郵便ポスト』

時折、説明のつかない懐かしさに手繰り寄せられる事がある。あの時嗅いだ記憶などに残っていないのに、名も無い匂いとと共に数々の出来事を思い出す。

ふいに嗅いだ匂い、無防備な心に吹く季節の風が、こんな風に幾つかの「あの時の記憶」を巡らせる。懐かしさから始まって、いつも最後はどこか切ない。


少し前の話になるが、「もしも……」の話を数人に訊ねた事があった。

もし、たった一通だけ時代の流れに逆らってどんな相手にでも手紙を投函できるポストがあったとしたら、誰に宛てるのか?といったもの。そんなたわいもない話だが、考えも定まらぬ内に何かを思う皆の瞳が印象的だった。

宛先は様々であったが、子供は未来に、もしくは架空の世界の人物へ。年齢が重なるにつれ、もう会えない人・あの時の自分へ宛てる傾向があった事を思い出す。

だが、まだ幼かった頃の私が、未来を夢みて投函した今の私宛ての手紙があったとしたら、まだ受け取る準備は出来ていない。

いつか見た夢の輝きは時と共に薄れ、悲しくも形を変えた。

それでも消さないようにと、やがて訪れる終わりを知りながら『空虚』にも似た存在で、ただ繋ぎとめてあるだけだ。

一人の人間として考えた時、辛うじて繋ぎとめた輝きの始まりを、たまらなく見たくなる。記憶に手繰り寄せられるのではなく、呼び合う様に。


これは…貴重なものをありがとうございます…

作家ネームなどは除いた形で掲載させていただきます!

すごい素敵な文です!!

そして「幼かった頃の私」というワードがありましたが、tomo.さんは幼少期、どんな女の子でした?

表現が好きだったり、詩や文章を書くのが好きだったりする場合、その発想力は、たとえば読書が好きだったりマンガが好きだったり…そういう事がきっかけになることが多いと思います。

影響を受けた作家さんとか、漫画とか、そういう「原点」のようなものはあるのでしょうか?


おとなしい子供でした!

あ、小学校4年生の頃でしたか…空がとっても青い日の朝、歯磨きをしてて…

あまりに綺麗な空だったから母に「学校に行ってる場合じゃない!」って言ったら、殴られましたね!(笑)

私はマーチングバンドをやっていましてね、それで日本武道館とかで演奏したりレコーディングする様な、すごいクラブに入ってたんです。

だから、小学校の頃は音楽が私に影響を与えてくれたと思います。

ちなみに漫画は、男の子が読むような漫画が好きでした。




♦noterさん達に支えられて…

空が綺麗だから「学校に行ってる場合じゃない!」って……

名言だと思いますよ(笑)なんという感性… 

武道館!?それはすごい!!多才なお方です…ヴァイオリンを弾いているとのことなので、やはり音楽も好きだったんですね!そして「表現すること」も!

ちなみにnoteの話に戻りますが、始めた当初は色々試行錯誤の日々だったと思います。その中で参考にされていたnoterさんや、ある意味目標にしていたnoterさんとかはいますか?

また「表現者」として、この人のnoteは好きだなぁという方はいますか?


noteをはじめたその日に転びまして…

優しく手を差し伸べてくれたのが、チャーリー夜話さんでした。

チャーリーさんのおかげで、ここまで来れたと言ってもいいぐらい。私、臆病なので。

また、○○プラズマアタックさんもそんな私に力を与えてくれたnoterさんです!

(※プラズマアタックさんはお名前の最初に、いつも何かしら言葉がついており、上記〇〇の部分はよく変化するとのことです)


〇〇プラズマアタックさんは、普段のnoteではほとんど宇宙と地球の往復の報告なのですが(笑)

 でもとても前向きな考えをお待ちなんです。

「そんな簡単に言うけどさ、前向きになれないから悩んでるんだよ」って言いたくなると思いますが、そこも踏まえて言っているのです。コメント欄で相談すると120%で応えてくれる様な方でして、何度も励まして頂きました。


また、noteをやっていく中で、純粋に作品のみを投稿されてる方に憧れました。

トノムさんとか、せないあきこさん……とても素敵で憧れてます。

もちろん、大好きなnoterさんは沢山います。言い切れないほど!

目標などは「この人みたいになりたい!」っていうのはなく、ただ自分に負けないことで必死でした!

三日坊主の気質が凄いんで、先ずは自分との戦いですね(;^_^A


なるほど~!いまご紹介いただいたnoterの皆様をまだご存じない人がいたら、要チェックですね!^^

また、そのように「自己を表現できる場」として、多様な表現方法をできる点でもnoteは魅力的だと思いますが、tomo.さんにとって「表現すること」とは何でしょう?


「心を形にする」という事ですかね!


ああっ!!素敵!!!(ノД`)・゜・。 ごちそうさまです!!




ーいつも素敵な世界観の作品を創り出しているtomo.さん。

そんな彼女の ”感性”は幼少期から触れてきた音楽…

造形作家を夢見て、受賞するほどの作品も生み出していた日々によって育まれた。

長い間「表現すること」から離れていたtomo.さんが「自分を変えたい」と思っていた頃に、‟行動すること”で様々なチャンスを掴んだ親友や、自身の作品についてネットで出店するようアドバイスをしてくれた先生…周囲の人々と触れ合う中でたどり着いた「note」という場所。


「心にあるものを表現したい」…その想いを胸に、いま再び「表現者」として歩き出す…。




⇒ 後編ではtomo.さんの過去の作品などについて、一緒に振り返っていきます!!




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