花岡、竹瓦温泉に入る。



花岡は覚えたてのスケボー(まだまがることはできない)

を何度か乗ったり降りたり(減速も上手くないので降りる)して

キックしたりプッシュしたり(おそらく違いがあるのだが今はほぼ同じ)

しながら竹瓦温泉にやってきた。


竹瓦温泉というのはとっても古くからある温泉で

前回の諏訪野瀬&九州旅でもここにはきた事がある。

というのは到著して古めかしい建物を見て思い出した。

朝は8時から空いていて300円。

「砂風呂はやってまだないんですか」

と番台さんに尋ねると

「砂風呂はいつもは10時ごろですが、今日は

暖まりきらんのでもう少し後かも」

とのこと。今度入ろうと思っていたのでいいのです。


ちょっとこんな大きな荷物(緑色のロングスケートボード)

あるけれど、脱衣所まで持っていってもいいですか?

と聞くと「いいですよ」と許してくれた

別府の人は良い湯で心に余裕があるので

いろいろ許してくれるのである。

街中にもいろいろと「許されたもの」を見かける。

そういえば昨日の日曜日は「天赦日」と言って

いろんなことを許してくれる日だったらしい。


そういや「許す」「赦す」の違いはなんぞや?

とエルネス氏と雑談した事があって調べてみたら

他にも「ゆるす」には色々な漢字があって

中でも「縦す」(ほしいままに・す)(ゆる・す)

の2種類の読み方がゆるされていて。


まったく意味反対やんか、そんなほしいままな事ゆるされるんか

と思ったが、行う側と行われる側の違いか知らん

物事をあっちからみるかこっちからみるか

表から見ても裏から見ても10円玉は10円玉

言葉というのは面白いものだ、とワイワイ放談しているうちに

「許す」と「赦す」の違いはうやむやになって

とにかく「赦す」というのは上から目線で気に入らんね、

ということになった。


あと、「赤」を赤赤の「赫」に書き換えたり

「森」のことを「杜」と書いて「もり」ってルビ振っちゃうのも

なんか墓地か不動産のコピーみたいでやだなあということを

エルネス氏はやんわりと言葉を選んで毒づいていたが

まったくもって賛成だと思う。


それにしても「縦」で(ほしいまま)ってルビ5文字も

必要なんてのはほしいまま過ぎないか。

(まだ風呂に入ってないが、つづく)


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