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日記など

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20240802

消えると思っていたものは、まだ、ただそこで少し動いているのであった。
こちらはというと、それをこちらの日常という遠くから眺め、息を吐いてまだ僅かに音が出るのを確認している。それらの存在は紛れのない真実であって、消えてなくなることがないことが私はわかった。

時効につき公開した内省的な日記

自分用の日記!!!
を、時効につき、公開した(20230711)

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物心がついてから怒ったことが一度もないと言っても過言ではない、過言ではあるけれどほとんどない私だけれど、つい最近底知れない怒りあるいは悲しみに襲われる出来事があった。

近日までは自分と真正面から対面して腰を据えて戦い将来のことや自分のすべきことについて考えることに精魂を注いでいたが、その出来事によって私の波長は乱れ、

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クッキーを受け取る気持ち

クッキーを受け取る気持ち

今、こんなに自由な時間があるにも関わらず、結論も出なければ考え足ることもない。こうだな、これが心地よいな、こうしていこう、と思い、数分後には正反対のことを思う。中学生の恋心を連想する。何が正しい訳でもないし、どれだけ考えても決まることなど無いのだと思う。

ただ、どんな時でも自分の中で確固たる気持ちがあり、それが、自分を大切に思ってくれる人間は大切であるということ。

近日のある日、本当は早起きを

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石川瑠華ちゃんのZINEの感想/過去を保存する癖について

石川瑠華ちゃんのZINEの感想/過去を保存する癖について

石川瑠華ちゃんの文章を読んだ。
女優である彼女は、本が好きで、自身のZINE(小冊子)を作っている。

彼女の言葉はとても繊細で、粗かった。
正しい言葉にしようとするのが酷な程に入り組んでいて、けれどどうしても考えなければならないこと、逃げられないものを一つ一つ見つめていた。これをすることはとても時間がかかるし、とてつもなく苦くて孤独であることを私は知っている。そして、目を凝らさなければ気づかない

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友人への説明責任の話/國松中也賞おめでとう

友人への説明責任の話/國松中也賞おめでとう

実に一歩進んで、二歩下がる。

もちろんとんでもなく前に進んではいる部分はあるが、自分の長所と見ていた点への苦手意識が今はある。

なんとも、こまめに言葉にして自分の真意を確かめるような人との対話が減ったからなのか、ふと思っても無いことを口走ってしまうこと、また、人をおそらく必要以上に怖がってしまうことなど。

現に、少し前の自分から更新の無い友人知人との接点は、更新情報の説明責任があるにも関わら

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言葉に邪魔されながら言葉に力を借りる

言葉に邪魔されながら言葉に力を借りる

自分の中に、複数の人格があるのでは無いかと感じる瞬間がある

実際には、その複数の人格がそれぞれ独立していて干渉しないような所謂「多重人格」ではない。全て自分である自覚もあるし、それぞれを横断して存在する価値観もあり、かつ、バッチリ干渉し合っている。

ただ、自分が何かの事象に関わった時、”環境に合わせている”というよりは、”心底納得する、共感する”、ところから”こちらが自分なのではないか”という

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優しさの搾取について

優しさの搾取について

近日、表題について考えることがあった。

優しさの搾取というと字面があまりにもスピリチュアルまたは病んでるようで気が引けるが、これ以上にあてはまる言葉を思いつかなかった。

私の友人知人は皆、知性に富んでいると日々思う。各々の理性に反する粗野な感情が生まれた時もそれを表に出すことをしない。

おそらく、少なからずそこには優しさと自分に対するプライドがある。自分の中の理性で測り良くないと感じるが、感

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流行を古典化すること

流行を古典化すること

流行しているものに関して、注意を払いすぎてしまう場面がある。

この現象は、単に流行っているものや、それらばかりを好む衆を小馬鹿にすることで自分はそうでないのだと思いたいような意識だとばかり思っていたが、近日よりしっくりくる解釈を発見した。

結論を急ぐと、『新しいモノ自体にも、それを見る自分の考察にも風化が必要』ということだ。

流行しているものは、流行しているという前提がある以上、この魅力に見

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眠っていた下書き

眠っていた下書き

一年半程前に長年お世話になった大好きな会社を休職しはじめた頃に書き、眠っていた下書きの解放。

読み返してみて、自分でも何を思って書いていたのか思い出せなかったりしたけれど、まあまあ元気そうだな、とか思いました。

人生はいつも言葉の主導権を握るところから始まるし、人生を取り戻すことと言葉を取り戻すことはほとんど同じことだと思う。

よく、休職していた人が会社に戻って「(働いているという)健全な状

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知っていること≒信頼すること、か

知っていること≒信頼すること、か

人の遍歴や過程を知っていることとが人を信頼することとおよそ同義となるのか

人の遍歴や過程を知らずに人のある一部の行動を見た時、自分の過程で固めてきた基準からすると信頼に当たらないと感じること/相手に感じられることがある

遍歴や過程を知っている人からすると、それが全く信頼を損なう内容であるようには思わないし、そもそも行動が読めるし行動の意図も理解ができるのでそれにより信頼を裏切られたと感じること

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賢いギャル/個人的な最近の迷走について

結局賢いギャルが最強なのではと
-ただただ真面目に箱に入って生きてきた人は、ギャル(俗に言うギャルと近いが、ここでは概念としてのギャル。下記※を意図)の面白さとか強さとかを知らずに馬鹿だと言うだけで知ろうともしない、ギャルからすると「おもんない」

-その一方で、勉強ができない(文字通り勉強ができない、偏差値が〜とかというわけではなく、やろうと思ってもできない、やろうとなった時の頑張り方がわから

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夏が来い

夏が来い

毎年4月になると春をすっ飛ばして夏を感じる

きっと誰よりも先に夏を感じている

というか、春まで進んできたので精一杯なので、もう夏が来いとまで思いはじめる

何故か、夏にはどの季節よりも思い出が詰まってるような気がする

この表現は確かフジイコウタから継承した

人任せ、受動的な表現に聞こえるけれど、これは決して怠惰ではなく、ここまで大分頑張ってきたからこその「来い」だと思っている

大学を卒業

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大人になった人は他人に無干渉であるか

大人になった人は他人に無干渉であるか

大学半ば頃から今日の今日まで長らくの間、「大概の事象、選択は本人の意思に委ねられるべき」と、潜在意識的に「人に対して無干渉である義務」を遂行していた

ただ、つい最近、私が人に対して無干渉を装うことを人に指摘された

無干渉を装うこと、というよりは、実際に相手に対して無干渉なのが 私の真意であると伝わっていた(おそらく、意図的に真意であるように見せていたのだが)

私は相手やその他周囲に関心がなく

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