見出し画像

さぁ、扉を開けよう。紫波タウンイノベーターズ(地域おこし協力隊)募集

岩手県紫波町では、地域おこし協力隊を募集しています。
その採用方法は企画提案型(フリーテーマ)。書類選考や面接に加えて、活動目標や任期後の将来の夢などのプレゼンテーション審査を行い、着任するメンバーを選考します。

なぜ今、紫波町が地域おこし協力隊を募集し、企画提案型の採用を行うのか。また、紫波町の現状や課題、地域おこし協力隊に期待する役割について、紫波町役場企画総務部企画課の須川翔太さんにお話をお聞きしました。

画像6

民間主導による公民連携を活用したまちづくり

岩手県のほぼ中央に位置する紫波町は、肥沃な農地を有する自然豊かなまちで、米やりんご、ぶどうの栽培などの農業が基幹産業。「南部杜氏発祥の地」として、今でも4つの酒蔵が日本酒を製造しているほか、ワインやホップサイダー造りが行われるなど「酒」を活用したまちづくりが盛んな地域でもあります。

画像2

また、駅前の町有地を整備した「オガールプロジェクト」は、補助金に頼らない民間主導による公民連携の先進事例として全国に知られ、年間約100万人が訪れています。

画像3

しかし、「オガールプロジェクトのハード整備が一段落した今、次の課題は町の中央部と農村部で生まれている地域内格差だと思います」と須川さん。町の現状に危機感を抱いていると言います。

「オガールプロジェクトをきっかけに、町の中央部であるオガール周辺は宅地造成が進んで、生活利便性が向上し、人口が増えています。一方で町の東部や西部などの農村部は人口減少や少子高齢化が進み、元気がなくなっている地域が増えてきています」

画像4

さらに追い打ちをかけるように、2019年3月に策定された「学校再編基本計画」により、今後2年間に全11校ある小学校のうちの7校が閉校になることが決定。

「閉校になる小学校のほとんどが農村部の学校です。貴重な財産である学校がなくなることで、地域の活力がますます低下することが懸念されています。そこで、小学校の統廃合がネガティブな出来事になってしまわないように、この課題を乗り越えて地域がポジティブになるような取り組みを行う必要があると考えています」(須川さん)

そこで、紫波町は閉校になる予定の学校跡地を活用するプロジェクトを計画。サウンディング型市場調査を実施し、活用方法などのアイデアを民間企業から募りました。

行政による考えのみを反映するのではなく、民間の意見を取り入れる。
こうした柔軟な取り組みが行われるのは、民間主導による公民連携の実績がある紫波町だからこその特徴です。

紫波町の地域おこし協力隊に求められること

公民連携の考え方に基づいて行われるのが、企画提案型で行う今回の地域おこし協力隊の募集。
新たに紫波町で活動する隊員の個性やアイデアが最大限に発揮され、地域に良い影響が与えられていく状況を須川さんは期待しています。

「その土地に住む人たちの暮らしが重なり合って生み出されるのが『公共』。行政や民間などの線引きはなく、住民誰もが公共をつくる一員です。この考え方をパブリックマインドと言います」

「地域おこし協力隊になる方にはそうしたパブリックマインドを持って、町に住む人たちとのつながりを大切にしながら活動してほしいと思っています」

画像5

これまでの経験やスキルをもとに、紫波町の課題を解決し、まちをより良くするための企画を提案する。採用された後には提案した企画に合わせて、その人自身の夢や目標、興味のある分野に沿った活動を行うことができます。

紫波町地域おこし協力隊には、どんな人が向いているのでしょうか?

「仕事や暮らしを『自分で創っていく』意気込みを持っている方が向いていると思います。フリーテーマで募集を行うからこそ、着任する方には主体性を持って活動してもらえるといいですね」

今回募集する地域おこし協力隊は、須川さんのいる企画課に所属しながら活動を行います。テーマに沿ったステークホルダーや地域の方とのコミュニケーションの仲介役は企画課の職員が担当。また、着任後の活動をサポートするNPO法人wizが隊員それぞれに合った伴走型支援を行いますが、事業や取り組みを実行するのは隊員自身。設定した企画や計画に沿って、自主的に活動を進める必要があります。

活動時の心構えに加えて、「酒のまち紫波町ならではの特徴に苦手意識のない方だとよりいいと思います」と須川さん。地域おこし協力隊員は、町外から視察に訪れる人や地域の人とのコミュニケーションを図るために「飲み会の場」に参加することが多くなるようです。

「そういう場だからこそ生まれる仕事やつながりもあるので、飲み会はとても貴重な機会。人と話すのが好きで、お酒の場が楽しめるというのも、大事なスキルだと思います」

画像6

欲しい暮らしは自分で作ろう

「紫波町は「想いを形にできる町」です。だから、紫波町には想いを持った人が集まります。そして、想いを持った人たちだからこそ、想いを持った仲間を「同志」として迎え入れ、全力で応援し、互いに切磋琢磨します」
引用:紫波町地域おこし協力隊募集専用サイト

紫波町には現在5名の地域おこし協力隊が着任しているほか、自分で事業をつくり、活動している人や共感した取り組みに積極的に参画する人が多くいます。

「同志」と共に、地域でビジネスに挑戦する風土が醸成している紫波町の農業や酒造り、学校跡地の活用などの施策や課題解決に興味のある方は、ぜひこの募集にエントリーしてみてはいかがでしょうか。紫波町に関わる人達と一緒に活動を行うことで、将来の夢や目標の実現に向かうためのきっかけがきっと掴めると思います。

興味がある方は下記の採用ページから詳細を確認してみてください。

https://shiwa-town-innovators.com/


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
NPO法人wiz

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは活動の費用としてさせていただきます。

ありがとうございます。よろしければシェアもお願いします。
1
岩手と若者をつなぐコーディネート団体、NPO法人wizです。事業の情報を発信していきます ・岩手県内の地域おこし協力隊の情報 ・岩手県内の副業の情報 ・大学生の実践型インターンシップの募集 ・クラウドファンディングサイト「いしわり」の情報等 https://npowiz.org/