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ノーベルのnoteをはじめます

初めまして!認定NPO法人ノーベルの広報チームです。新しい発信の場として、このたびnoteでの発信をしていくこととなりました。

noteでは、認定NPO法人ノーベルの社内のできごとや、日々考えていること、解決したいこと、いろんなスタッフの想いなど、さまざまな発信ができたら、と思っています。

まずは、簡単に私たちの自己紹介をさせてください。

認定NPO法人ノーベルとは

ノーベルは2009年4月1日、任意団体として立ち上がり、現在は病児保育をはじめ、一時保育室事業・げんきっ子保育事業などを通して『子どもを産んでも当たり前に働ける社会』の実現を目指しています。

きっかけは、代表である高亜希が、「女性ばかりが結婚や出産を機に辞めていく現状」を目の当たりにし、調べていくうちに社会のなかでの厳しい女性の立場や、キャリアを形成していくうえでの困難さを実感し、この社会問題を解決したい、と立ち上がったところから始まります。

なぜ結婚や出産を機に仕事を辞めてしまうのか?

子どもを育てる、という行為はとても大変なものです。出産後は、体力も落ち、夜泣きや頻繁なおむつ交換、授乳など、一日中子どもの面倒を見なければなりません。保育園に通うようになっても、送迎などで時短勤務を強いられることもあります。このように母親の努力と忍耐で子育てが成り立っている、という現状があります。
また、子育てを支えるための社会資源は少なく、またパートナーである男性も長時間労働のために育児に参加できない、あるいは「母親が育児をするべき」といった根強い従来的な価値観といった課題もあります。

なかでも、「子どもが病気になったときに預ける先がない」ということが、特に育児と仕事の両立を妨げる要因となっています。育児における唯一の社会資源ともいえる保育園も、37.5度以上の発熱があると預かってくれないからです。

子どもは年間約30回も病気になる

子どもが病気になったときに、頼れる制度やサービスはまだまだ不足しており、家族間での助け合いや、女性が仕事を休むしかない、といった現状があります。

ある統計によれば、0歳児の子どもが年間に病気になる回数は、約30回といわれています。0歳児から保育園に預けるとすると、ひと月に2~3回、は会社を休むことになります。有給休暇の大半を使っても足りず、パートやアルバイトで働いている方は、そのまま収入減につながります。

自治体によっては、病児保育の施設も近年増えてきましたが、数に限りがあり、必ずしもいつでも預けられるわけではありません。

「子どもが病気になりませんように」という思いを抱えながら、仕事をするというのは、「安心して働ける社会」とは程遠いものです。

ノーベルの共済型・訪問型病児保育事業

ノーベルの病児保育は、病児保育室の施設を構えて行っているものではありません。利用会員さまのご自宅に直接訪問し、ご自宅のなかで病気のお子さんの保育をします。

そして、自動車保険のように利用会員さまに毎月利用料をいただく代わりに、当日の朝8時までの依頼であれば100%対応する※、という「安心」を提供しています。※感染症流行が警戒レベル時除く

ご自宅で保育を行うため、病気のお子さんも普段と同じ環境で安心して過ごすことができます。また利用会員さまも必ず預けられるという安心感のもと、仕事に集中することができます。

これまでの10年以上の活動の中で、1万3000件以上の保育をさせていただいており、大きな事故もなく安心・安全の保育を提供を続けています。

しかし、私たちの病児保育事業はまだまだ道半ばです。もっとより多くの人にノーベルの保育を届け、母親だけが負担になるばかりの両立をなくし、新しい両立をつくりなおすことを目指しています。

私たちは2019年に認定NPO法人となり、より多くの方からの支援を受けることが可能になりました。同時に、私たちの理念に共感し、一緒に働いてくれる仲間も積極的に募集しています!ぜひ、私たちの活動に興味を持っていただき、ご応募いただけたらとてもうれしいです。

↑↑ 本日出来立ての新しい採用サイトです!

今後のnoteでも、私たちの活動の様子をたくさん発信できたらと思っています!どうぞよろしくお願いします。


皆様のスキやフォローが励みになります。いつも読んでくださってありがとうございます。