Node.js の使い方

「Node.js」の使い方をまとめました。

1. Note.js

「Node.js」は、ChromeのV8エンジンをベースに、ファイル読み込み、HTTPサーバーなどのAPIを追加したJavaScript実行環境です。

2. Note.jsのインストール

macOSでNode.jsを利用するには、以下の3つをインストールします。

(1) Homebrew : macOSのパッケージの管理。
(2) nodebrew : Node.jsの複数のバージョンの管理。
(3) Node.js : Node.jsの本体。

2-1. Homebrewのインストール

2-2. nodebrewのインストール

(1) 以下のコマンドで、nodebrewをインストールします。

$ brew install nodebrew
$ /usr/local/opt/nodebrew/bin/nodebrew setup_dirs​

(2) node_modulesのパスを「~/.zshrc」に追加して、ターミナル再起動します。

export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH

(3) 「nodbrew -v」でインストールできたことを確認します。

$ nodebrew -v
nodebrew 1.2.0
    :

2-3. Node.jsのインストール

(1) 「nodebrew ls-remote」で、インストール可能なNode.jsのバージョンを確認します。

$ nodebrew ls-remote

v0.0.1    v0.0.2    v0.0.3    v0.0.4    v0.0.5    v0.0.6    

v0.1.0    v0.1.1    v0.1.2    v0.1.3    v0.1.4    v0.1.5    v0.1.6    v0.1.7
v0.1.8    v0.1.9    v0.1.10   v0.1.11   v0.1.12   v0.1.13   v0.1.14   v0.1.15
    :

(2) 以下のコマンドでインストールと有効化を行います。

$ nodebrew install v18.14.0
$ nodebrew use v18.14.0

(3) 「nodebrew ls」でインストール済みと現在のNode.jsのバージョンの確認します。

$ nodebrew ls
v18.14.0

current: v18.14.0

3. nodeによるスクリプトの実行

「node」はNode.jsのスクリプト実行環境です。

(1) ソースコード「index.js」の作成。

・index.js

console.log('Hello World!')

(2) 「node <スクリプト名>」で実行。

$ node index.js
Hello World!

4. npmによるスクリプトの実行

「npm」はNode.jsのパッケージ管理ツールです。

(1) 以下のコマンドで、npmのプロジェクトを作成します。

$ mkdir helloworld
$ cd helloworld
$ npm init -y

プロジェクト設定ファイル「package.json」が生成されます。

{
  "name": "helloworld",    (アプリ名)
  "version": "1.0.0",    (バージョン)
  "description": "",    (説明)
  "main": "index.js",    (エントリーポイント)
  "scripts": {    (ショートカットコマンド)
    "test": "echo \"Error: no test specified\" && exit 1"
  },
  "author": "",    (著者情報)
  "license": "ISC"    (ライセンス情報)
}

(2) 「package.json」の「scripts」にコマンド名とスクリプト名を指定します。

    :
 "scripts": {
   "start": "node index.js"
 },
    :

(3)プロジェクトフォルダ(helloworldフォルダ)にコード(index.js)を配置します。

(4) 「npm run <コマンド名>」で実行します。

$ npm run start
Hello World!

「npm run start」は「npm start」と省略することができます。

$ npm start
Hello World!​

5. モジュールのインストールとアンインストール

npmでプロジェクトを準備することで、モジュールのインストールとアンインストールが可能になります。

5-1. ローカルインストール

モジュールをカレントのnode_modulesフォルダにインストールします。

# インストール
$ npm i <モジュール名>

# アンインストール
$ npm uninstall <モジュール名>

# 一覧表示
$ npm ls

# node_modulesフォルダのパス
$ npm root

5-2. グローバルインストール

モジュールをグローバルのnode_modulesフォルダにインストールします。

# インストール
$ npm i -g <モジュール名> 

# アンインストール
$ npm uninstall -g <モジュール名>

# 一覧表示
$ npm ls -g

# node_modulesフォルダのパス
$ npm root -g

6. モジュールの再インストール

アプリ実行に必要なモジュールには「-S」(--save)、開発時のみ利用するモジュールには「-D」(--save-dev)を指定してインストールすることで、「package.json」の「dependencies」と「devDependecies」にモジュール名が記録されます。

$ npm i -D standard

{
  "name": "helloworld",
    :
  "devDependencies": {
    "standard": "^14.3.3"
  }
}

これよって、node_modulesフォルダを削除したとしても、「npm i」で再インストールできるようになります。

$ npm i

【おまけ】 standard

「standard」はコードスタイルを確認・修正するツール。

(1) 以下のコマンドでインストール

$ npm i -g standard

(2) 以下のコマンドでコードスタイルの確認。

$ standard

(3) 以下のコマンドでコードスタイルの修正。

$ standard --fix

【おまけ】 live-server

「live-server」はWebアプリの動作確認に便利な、簡易ローカルサーバ。

(1) 以下のコマンドでインストール。

$ npm i -g live-server

(2) 「live-server」コマンドで実行。

$ live-server

【おまけ】 faviconの生成

faviconのエラー表示対策。

$ npx favi

<link rel="icon" href="static/favicon.ico">

毎回favicon.icoが無くてエラーが出てくるのが辛かったので一瞬でfavicon.icoを生成する - Qiita