Unity ML-Agents 0.12.0の変更点
「Unity ML-Agents 0.12.0」は、強化学習アルゴリズムの追加はなく、ツールの改良がメイン。不要になったものを廃止にしつつ、リファクタリングな感じ。
・TensorFlow 2.0をサポート。tf.compat.v1インターフェースを介して行われます。
・エージェントからのベクトル観測は、ISensorインターフェイスを使用して送信されるようになりました。
・以前のバージョンで記録したデモンストレーションファイルとの互換性がなくなりました。
・カスタム観察、カスタム行動、テキスト観察、テキスト行動は廃止されました。
・RaycastおよびSpherecastは、「RayPerceptionSensor」を介して行われるようになりました。エージェントに「RayPerceptionSensorComponent3D」を追加して設定する必要があります。
・「RayPerceptionSensor」は、RaycastとSpherecastの切り替えなどの設定を追加し、デバッグ表示を改善。
・「RayPerception3D」「RayPerception2D」は非推奨。
0.11.0から0.12.0に移行する方法については、移行ガイドを参照。
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