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GoogleのNathan JohnsがPubconで語るSEO Best Practices

世界最大のSEOイベント、Pubconに来ています。ここではPubconで語られた講座内容を書き起こしつつ日本語に翻訳する形で記事にしています。日本人参加者はかなり少ないようなので、日本語で閲覧できる記事としては、最新情報と言い切っても過言ではないでしょう。

ウェブ解析士協会の江尻代表のお陰で参加できたので、改めて感謝させていただきます。では、見ていきましょう。

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Rel="soap box"

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人生には休憩も必要だと思うので、あなた自身があなたのことを助けない限り、あなたは他の人を助けられないということを忘れないでください。

High Level

さて、多くのウェブサイトで必要とされる話をします。SEOの話となると多くの話が必要になります。

 - ウェブサイトデザインと開発
 - サイトコンテンツの戦略
 - ビズデブキャンペーン
 - マーケットリサーチ

など様々な領域が必要になるんですね。SEOについて考えることは、多岐に渡る知見が必要です。

業界のスタンダード

技術は常に劇的に変わっています。安全とセキュリティーの基準も重要ですし、ソフトウェアのアップデートは常に最新にする必要があります。他にも例えばこんなことが必要です。

 - パスワード
 - セキュリティーのアップデート
 - テーマやプラグインの保証
 - ハックドサイトのリソース

こんな情報をGoogleでは提供しています。

この話はご存知でしょうか。驚き、ありがたさ、感謝は大きな効果があるのです。

noindexについての情報

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noindexはヒントとしての扱いになりました。今後、noindexを使っていたとしてもクローリングはされるように変更になります。

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これに伴い、rel="sponsored"とrel="ugc"の2つも追加されています。

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さらにmaxpagerank, firstposition, i'mfeelingluckyなども・・・搭載されていません。(笑)これはただのジョークです。

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さて、こんな風にURLの変更の際は注意が必要です。適切なリダイレクトやcanonicalタグの使用が重要です。

構造化データ

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FAQなどをつくるときは、構造化データを作りましょう。こうすることで、検索エンジンの結果が充実したものになります。

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このあたりが注意です。

キチンと検索エンジンが閲覧できますか?

 - タイトルタグ・meta description
 - URLは人が読めるような長すぎないものを
 - ユニークで注目せざるをえないコンテンツ
 - Heading Tags
 - 構造化データ

などをキチンと抑えていますでしょうか。URLは実のところ重要で、検索エンジンのみならず人にとっても重要です。コンテンツは王様で全てのウェブサイトでは重要と言えます。常に更新されていて、時間が経てば経つほど価値が高いものがいいですね。

Heading Tagsですが、これは検索エンジンやユーザーが文章を読みやすくしてくれるものです。(h1-h6など)構造化データはGoogleの学習体験をよくしやすいものです。

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SEOにとって重要なのは、ユーザーにフォーカスすることです。指標やアナリティクスでデータを調べてインサイトを見つけましょう。また、研究ですね。まあ、私は研究は好きではないのですが、「ユーザーさん、今何を考えているか教えてください」と聞くだけで有益な情報を得られやすくなります。フォーカスグループに聞いてみてもいいでしょう。友達や近所の人に率直な意見を求めるのもいいでしょう。

Test it

仮説を練り上げたら、テストです。

 - A/Bテスト
 - ユーザーテスト
 - ユーザビリティー
 - ロードタイム
 - 適合性

PageSpeed

これも全てのサイトで重要ですね。さて、15秒待ってください。

(コーヒーを飲み出す)

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きっとひどい体験でしたよね。ですが、モバイルのスピードの平均は15秒かかっているんです。スピードが遅いと直帰率を高めます。

このためには、改善をしないといけません。PageSpeedInsightsを使うと、ロード時間を調べられます。例えば、Google自体は91点です。ホワイトハウスは75点でまだまだ改善できます。dmv.ca.govは26点で酷い点数です。nami.orgは0点です。

リソース

これを使えば、構造化データ、AMP、PWAに関する情報が載っています。しかも無料です。

muller's report

私がmuller's reportと呼んでいるのが、Youtubeの中でのwebmastersチャンネルです。ミューラーが出演して最新の情報を教えてくれます。

#AskGoogleWebmasters というハッシュタグをTwitterでつけるのも良いでしょう。

こんなイベント開催情報もありますよ。

サポートされた費用は、また別のカンファレンス参加費などに当てようと思います。