MOSTLY HAPPY

遠く　舞い上がる　昨日　

思い出は　宇宙の果て　

過ぎ行く時間は　胸の中　

手の平には　明日が　眠ってる

今日が過ぎて　明日

おはよう　おやすみの　幸せ

あなたがここにいるだけで

世界中が笑いかける

あなたがここにいるだけで

日々の　粒が　輝き出す

おはよう　おやすみ

・・・

詩について解説のような蛇足

大体幸せ、が、良い塩梅の人生を送るのにいいなぁと思い、

英語で表したら何になるかなと考えて、MOSTLY HAPPYと名付けた音楽ユニットがあった。

歌とヴァイオリンとチェロ、という異色な組み合わせ。最初は歌とヴァイオリン、あとからチェロが、加わった。

声と弦楽器、ふたつの細い線が並び、１音１音が突出して、どちらも譲らずメロディを追い続け、その波のような音の上で言葉の意味が踊るような。そんな音創りをしていたと思う。

この詩は、

ある時のライブの冒頭に、アカペラで歌い始め、あとから追いかけるようにヴァイオリンが旋律を奏でる構成で演奏した。

この詩にあるように、

おはよう　おやすみ

をそばに居る存在に伝えられる人生を。

人かもしれないし物や出来事や動物や植物や

なんでも良いのだけど

その存在が在ると感じることで力になって幸せに送れる毎日を。

顔を上げればすぐそこに

手の届くところに

希望の光が灯ってる。

そう信じて　今も変わらず歌い続けている。