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夏の終わりの過ごし方 夜のお出かけとアイススケート

ここ数日過ぎる夏を惜しむかのように急に暑くなったベルギー。夏休みは大学院で再試験が8月にあるので、毎年まったく満喫できてないのが本当に残念。そんな最近の出来事。

先週の水曜8月7日は午後長男の歯医者へ。子ども達はみな最寄りの小学校のキャンプ(いわゆる学童)に行っており、長男だけ早引きしてバスで歯医者へ。子どもの虫歯が治療できないとプライベートな歯科医を紹介されて通った3回目。一回100ユーロ越えで今回は200ユーロ越え。6,7割は保険で帰ってくるので実質負担は100ユーロ以下だがそれでも安くはない。アメリカ映画に出てくるみたいな妙に洗礼された待合室にある多様なソファが居心地よく受付嬢、歯科医も皆背が高く若く美しい。どうせオランダ語はわからないので長男にまかせて読書の世界へ。『滅びの前のシャングリラ』から目が離せない。。帰りにガチャガチャができるので長男は楽しいようだ。

歯科医院の待合室のお気に入り。他にもモデルルームのように違うソファが。息子は音声のないアニメを見て待つ。

8月9日金曜日は久しぶりに図書室へ。子ども達を送るついでに自分も朝からカフェで一息してから街の中心にあるオールドライブラリーへ。夏休みのせいか観光客は多かったけど学生は少なくて集中できた。たぶん一週間で一番集中した3時間。

夏のカフェはテラス席が人気のため店内はガラガラ。ベルギーでは意外と酸っぱいスイーツのが好きかも。これはチーズケーキ。
大学には学部ごとに図書館がある。社会科学の図書館はモダンすぎてテンション上がらないのでこっちの建物が美しい図書館に行きがち。

そして土曜は久しぶりの夜のお出かけ。だらだらと昼から夫とワインを飲んでからの、夕ご飯は初めてのポルトガルレストランへ。女4人でスパークリングワイン、ビールで乾杯。魚介の旨味が沁みたリゾットがしみじみ美味しかったなあ。定番のタラとジャガイモの炒め物やマッシュルームのトーストも。初めましての友人も紹介したので話は盛り上がり2件目も。お気に入りのエンタメ作品を語りあい夜は更けていく。いつも新しい人を連れてきてすごいとほめられた?のでルーヴェンの飲み会担当になりつつあるよう。私と残った友人で一緒に帰りながら3時近くまで家の前で話続け、これ学生時代に戻ったみたいだなと。そんな友人がいる幸せ。月に一度も行かないけれど、それでも夜のお出かけは特別。

右がタラとじゃがいもの一品。左はサラダ。
魚介のリゾットはパエリヤみたいで美味しかった。奥がきのこのトースト。どれもたっぷりめなので意外とお腹いっぱいになる。
2件目はテラスで乾杯。ヨーロッパの夜は長く涼しく短いのでどこか特別。

日曜は家族でアイスクリームを食べに街へ、帰りに公園と平和な一日。そして今週一週間の目玉はアイススケートのキャンプ。長男長女のみ午前中だけだが、学校でのキャンプと違いスケートの得意な大学生くらいのお兄さんお姉さんがみてくれ休憩にしゅわしゅわのアイスティーやファンタが飲め午後には帰れるこのキャンプは子ども達に大人気なのだ。今年は二階のカフェが改装されて居心地の良いバーになっていた。ここで作業したり、今日は友人ママと話ながら子ども達を眺めてコーヒーを一杯と至福な時間。街のはずれへのバスの送迎、午後は家でカオスな2人をみながらの家事、夕方は末っ子のお迎えと正直自分のことは何もできず大学院の締め切りが迫ってくるばかり。それでもこんな時間は二度と戻ってこないと思うと人生の中に母として忙しく生きるのも悪くない、という気もするのだ。

アイススケートリンクは街のはずれのトウモロコシ畑の横。
アイスリンクが見れる二階のカフェはドリンクもお手頃で居心地よし。




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