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母と父が出会い、そしてわたしが生まれた国、イスラエル。


わたしは1993年10月に、イスラエルのエルサレムで生まれました。
イスラエルの大学に通っていた父と高校を卒業しイスラエルで生活をしていた母との間にできたはじめての子ども。
そんなわたしも今年で27歳です。
3歳で日本へ帰国してから24年間、ずっと日本で生活しています。

小学2年生のときに2か月ほど家族で訪れて以来、一度もイスラエルに行くことはできていません。

わたしが覚えているイスラエルの記憶は
白い建物が並ぶ住宅街、市場の匂い、ブロックで購入し薄くスライスしたチーズのおいしさ、死海での浮遊体験、お肉や野菜が挟まったピッタの屋台、シャバット(安息日)に大皿が所狭しと並べられたテーブル、優しい笑顔を向けてくれる街のおじさんやおばさんたち。

記憶は曖昧だけど、わたしが生まれて少しだけ生活していた場所です。


来年仕事を辞め、イスラエルで暮らしたいと考えています。

時間があるからこそ、ゆっくりイスラエルという国を見て回りたい。
どんな人々が住み、どんな暮らしがあって、どんな景色が広がっているのか。自分の目で耳で口で肌で頭で、全身で感じたい。

わたしの幼い頃を知っている父と母の友人たちにも会いに行きたいと思っています。
思い出話なんかも聞けたらいいな。

いつ行けるようになるのかわからないけれど。
必ず。

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最後の写真は、手をつないで歩く父とわたし。
見出し画像は、西ガリラヤの景色です。

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