スラックスはOKにしても、髪型のルールは変えませんってこと?
校則を読み漁っている今日このごろです。
調子悪くなりますね。これ。
ふと、興味深い情報にたどり着いたので紹介します。
高知県教育委員会の 2022年12月23日公開の校則の見直しについて
スラックスの着用については、42/54校 と高い比率になっています。これはいいのかなと思っております。
ただ、気になるのは、頭髪の制限緩和:8/54校(県立学校)という点。これって、スラックス着用をOKにしても、頭髪の緩和はしないよってことですかね?
あれ、スラックスの着用って、ジェンダーフリーのためじゃなかったでしたっけ?それとも、男女で分ける必要ないからですよね?でしたっけ?
まさかとは思うのですが、「履くモノは分けないルールを取り入れるけど、髪型では性別を分けるルールを取り入れたままにしますよ」ってことでしょうか。
まぁ、そうか。女子のスラックスはOKにしても男子のスカートをOKにしているわけではないですもんね。
結局のところ、いまあるモノゴトから変えたくはないってことなんですかね。
こちらの記事にあるような
「極端なツーブロック・アシンメトリーなど奇抜な髪型はやめましょう」とが「部位によって極端に髪の長さや形を変えることはやめましょう」になっていたとかいう変更だったら何の意味も無いんですけどね。というか、問題を見えなくさせて大人の運用で締め付けるという改悪ですからねぇ。
とりあえず、5月13日にある、これからの「校則」の話をしようの会に参加することにします。さて、何が起きるのか、何に気がつくことができるのか。楽しみです。
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