学びの関心軸コミュニティを「コミュニティリーダーズサミット in 高知2020初鰹編オンライン」(予告編)
いわゆる教育というものに従事するボクが「登校できない! 変革を迫られる教育における学校とコミュニティの役割とは」の文脈でお話するんですよ。というPRです。
教育に関係していて、コミュニティに興味があるみなさま。申し込みはこちらから!
というわけで、以下はPRについての解説です。学校とコミュニティの関係性はこれから必要ですよという話。
コミュニティリーダーズサミット in 高知 って?
コミュニティリーダーズサミット in 高知 (CLS高知)というコミュニティリーダーやコミュニティで活躍する人たちが、課題先進県である高知に一堂に会するイベントなんです。
コミュニティで中心的役割を果たす人たちが、それぞれの志や課題を知ることで「外のものさし」を手に入れ、新しい活動やコラボレーションを生み出すことを目的としています。 150年前の日本の「維新」の成功を支えたのは、藩という枠組みを超えて志を持つ人たちの人的なネットワークでした。今、急激な人口減少や、地方における様々な難局に対して「答え」を出していくのも、従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」がベースになっていくでしょう。 全国で活躍する皆さんの参加をお待ちしています。
今回は、新型コロナ対策として、初の「オンライン」での開催となります。しかも、参加費無料!!高知を感じるデリバリーチケットもありますので、食べて高知の食文化をサポートしていただけるありがたいです。
教育×コミュニティ?(前回のおさらい)
前回の、CLS高知においてですねぇ…
「教育×tech×コミュニティ」というパートがありまして。SOMAの瀬戸(まさ)さんと、Life is Techの讃井(さぬい)さんが、「学校教育の問題」について、ディスカッションしてたんですよ。
知り合いの2人がトークをするということで、興味もあったし、教育現場(というか教員)の人として、現地に1名参戦してたんですけど。
まぁ、耳がイタイ。耳がイタイしかない。
その際の、ツイートの数々をご紹介いたします。(引用させて頂きます。)
学校というものが、どれだけ「子どもの可能性を狭めている」と感じさせているのか。。。KO寸前です。ツイートまで盛り上がってました。しかし、何を言われても大丈夫。だって学校関係者いないんだもん…讃井さんの言うところの、可能性のインフラにアクセスできない学校の人たちがいかに多いのかと。この場に、可能性のリソースが漂っているんですよ。どうして、だれも拾いに来てないの???
ここはアウェイ
と、心の中で叫んだわけですが、周りに教員なんて1名もいません。そう、ここは完全アウェイです。そんなとき、森田ドラゴンくんが追い打ちを!
学校のコミュニティにおける、先生の小ささを大きくアピール!もうやだ。イタイよ。学校の先生方、知ってましたか?学校の外側からみたイメージなんてこんな感じですよ!
そのあとのグループワークのなかでも、自己紹介するわけですよ。「たぶん教師です・・・」って「え?あの免許のいる教師?!」ぐらいの勢いで驚かれましたからね。えぇ、コミュニティと学校は関連付けされにくいものなんですよ。きっと。わかっていました。
「なんかありそう」で動いちゃう教員なんて、レアキャラですからねぇ。
キミは何をしていたのだね?
教育の界隈にコミュニティが無いわけではないんですが、だいたい閉じられたモノなんですよ。どうしても、教育という枠の外のモノサシを持ち込む機会がない。で、ボクは民間で働いていたことや企業間でコラボして仕事を進めていたこともあって、仕事をする上での外のモノサシの必要性を感じていました。学校の枠組みにとらわれずに、つながることの大切さですね。それがもとで、
こんな感じのイベントをコーディネートさせもてらっていました。言われてみれば、コミュニティつくることが大事だって知ってたじゃないか。学校だって、口コミで人気が出ればいいわけで「あの先生がいるなら安心だから、通わせたい」みたいなことになればいいんだよねって。こころのどっかで感じてたんですよ。
コミュニティ立ち上げればいいじゃん!
そんなモヤモヤをきっかけにして、HeroMakersが引き金となり、
高知のゆるふわ教育コミュニティ ”Tosa Educator's Guild”(TEG) を立ち上げて、ゆるーく運営をしております。CLS高知での半年前のアウェイ状態を改善するためにも、コミュニティを立ち上げて人が集まれる雰囲気づくりをしております。おかげさまで、学びの情報が集まるプラットフォームのようになっております。参加していただいている皆様に感謝します。
そして、ここにきて
そして、ここにきて、新型コロナの影響で、学校は全国的に休校措置となりました。学校にいた「教員」という方々の一部は、横のつながりを意識しはじめ、休校中にどういうことをしていくべきなのかを、日々検討するようになってきました。各地に点在していた、教育のコミュニティが浮き出て目に見えるようになってきた兆しがあります。
この機にGoogle認定教育者レベル2という資格を取りました。これに至ったのは、GEG(Google Educator's Grope)というコミュニティが全国にあり、その横のゆるいつながりで、情報収集ができたことが原因となっています。
コミュニティをつくって、資格をもつことによって、オンラインで話す機会も少しずつ増えてきました。コミュニティから派生した「コラボしましょう」や「オンラインでぜひ」という、これまでとは少し異なる学びの可能性を感じている今日この頃です。
ひょっとして転換点?
全国的に休校になったため、保護者の方々も学校や教育というものを毎日考える場面が増えてきていると感じています。「この紙の課題って、必要なん?」「連絡方法が電話って?」という疑問は少なからずあるのではないかと。これって、ひょっとしたら転換点なのではないでしょうか?
「休校措置が解除されたら元通り」では、同じことが繰り返されます。今回オンラインで開催されるCLS高知をキッカケに、学校・教育・コミュニティって誰かが独り占めしがちだったモノを、業界の枠を越えて、横のつながりで考え直すキッカケにしたいと考えています。特に、学校とIT関連企業のつながりができると、学びの可能性の幅は広がりますよね。
全国どこからでもオンラインで参加可能なCLS高知。5/23開催です!
いただいたサポートは、誰でも教員と会って話せる『会いに行けるセンセイ』の活動に利用させていただきます。