見出し画像

CLS高知に参加して見えてきた世界

こんにちは、のざたんです。現役教員をしてみたり、一般社団法人の代表をしてみたり、Voicyパーソナリティーとして毎朝音声配信をしております。

この投稿は「CLS高知 Advent Calendar 2024」の3日目の記事です。

CLS高知に参加し、そこから私自身の学びや成長に大きな影響を与え続けているこのCLS高知という年に2回高知で開催されるイベントについて紹介いたします。

CLS高知との出会い

私が初めてCLS高知に参加したのは2019年の10月。当時、知り合いの瀬戸さんや讃井さんが登壇すると聞いて足を運びました。正直なところ、CLS高知が何をするのかもよくわかっておらず、「コミュニティ?なにそれ美味しいの?」という状態でした。

「教育×テクノロジー×コミュニティ」というトークテーマセッションの中で、「学校は人の可能性を引き出しているか?」という問いが投げかけられ、会場の雰囲気は「学校大丈夫か?」という方向に傾いていきました。まぁ、忘れもしません。学校が人の育ちを阻害しているのではと。あと、先生は空気みたいな流れが。

そんな中で、会場にいた唯一の教員が私。名刺交換のときに「え、学校の?先生?」みたいな感じにもなってましたし。完全アウェーな状態でしたよ。5年前は。

↓そのときのアウェー感を味わっていたときのnote

CLS高知とのお付き合いは、まさにこの瞬間から始まったのです。。。

教員にできること

2019年の初参加から数カ月後、世界はコロナ禍に突入し、CLSもオンラインでの開催に移行しました。

2020年5月のCLSでは、私は「変革を迫られる教育における学校とコミュニティの役割とは」というテーマで登壇する機会を得ました。オンラインでしたが。学校でできることもあるんだというチャレンジを始めたところでしたね。

その後、2022年の「戻り鰹編」では、グループディスカッションのファシリテーターとして参加しました。特に、あの頃は「学校の先生」という存在がCLS高知の中でほぼゼロに近かったのですが、コーナーの進行役を任されたことはちょっと嬉しかったですね。学校の先生が外でファシリテートしていいんだと。そんな事例になったんじゃないだろうかと。

ファシリテーターでパシャリ

私がCLS高知で学んだこと

CLS高知を通じて大きな変化は、コミュニティという概念に出会い、それを自分の人生の中で認識したことです。

CLS高知で得たこの意識は、その後のキャリア・活動にも大きな影響を与えました。高知ではGoogle Educator GroupのリーダーになってGEG高知の運営をしてみたり、高知の高校生・大学生が集まれる環境を整えてみたり、最近では、Teacher Canvassador に選ばれ、Canva Educators Community Kochi(CEC高知)の立ち上げをしてコミュニティ運営をする側にもなっています。

コミュニティというものは、ただ存在するだけでなく、自分が旗を立てて作り上げていくものなのだと気づけたことは、私にとって大きな財産。

2023年にはVoicyパーソナリティーとして選んでいただき、パーソナリティのコミュニティにも混ぜてもらって、教員の幅を広げております。(まさか、お坊さんと教育の話をするとは考えてもいなかった)

CLS高知14に向けての期待

参加者が年々増え、特に高知からの参加者が多くなってきているのが嬉しいです。県内の人とのつながりから、いろいろと新しいプロジェクトが生まれたり、仕事の幅が広がったりとしています。

学校活動で入浴剤が作れるのもコミュニティのおかげ
高知の起業家人材として認めてもらったのも、CLS高知を起点に色々活動をはじめたから


教員のコミュニティもいくつかでき始めて、オンラインで話す機会をいただいています
興味のあるかたはこちらから

と、いったように、ここでは書ききれないほど多くの機会をいただくようになっております。高知にいてもできること・教員だけどできることってあるんだよと、伝えていけるようになればと思っていますし、その踏み出す1歩はこのようなコミュニティのクッションがあるからなのだと感じています。

参加するみなさんも、なにかに挑戦する際のクッションになるような人とのつながりをぜひ。

いいなと思ったら応援しよう!

のざたん|会いに行けるセンセイ
いただいたサポートは、誰でも教員と会って話せる『会いに行けるセンセイ』の活動に利用させていただきます。