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美学 on SNS

昨年末、泉 夏深さん (@natsumi_choice) のこのツイートに感銘を受けた。

「そうそう、そうだよね」と思わず頷いてしまった。
なんだか、すごく心強いツイートだった。

SNSでフォロワーを増やす正攻法として、
「まずはガンガンフォローする」というのがあるんだろうけど、
ずっとモヤモヤした気持ち悪さがあった。

それって要は、
「フォローしてくれてありがとう!お礼にフォローバックするね。」
っていう人のまごころを、手段として利用してるんじゃないの?

とはいえ、正直言って、フォロワーさんには増えてほしいし、
たくさんの人に自分の発信を受け取ってほしい。
エゴだとしても、その気持ちは事実だ。

なんか、自分はいらないところで真面目すぎて、
要領が悪いんじゃないかと、ちょっと負け犬意識みたいなものすらあった。

でも、ふと思った。
これは、美学の問題だと。

たとえ結果的にフォロワーが増えるとしても、
直感的に自分の美学に背く手段は使いたくない。

僕はつい、客観的にみて一番効率的な手段こそが正解で、
その正解の通りに行動すべきだと思いがちだけど、
自分の美学を前に、効率なんて些末な問題なのかもしれない。

美学というものは、言葉や数字で説明できないことが普通だ。
だって、好きなものについて「なんで好きなの?」って聞かれても、
突き詰めると「だって好きなんだもん」としか答えられない。

だから、自分の美学を貫くのには、勇気がいる。
そこ客観的な根拠はないから。

でも、それでいいんだ。
誰もわかってくれなくても、それでいい。
「自分はそう感じる」ただそれだけで十分だ。

胸を張ろう。
自分の美学に素直に生きよう。

最後まで読んでいただきありがとうございます!