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#創作にドラマあり に応募します2


私は、早く結婚したので、友達の中で下から2番目とかのパターンが多い。
先輩友達、おばあちゃん友達・・友達は続くよどこまでも・・・。

私達のお年頃は、「早く孫の顔みたい」とか「やっと全員片付いた」と言う。まあ、それの押し付けは親の願望の押し付けだと私は思う。もちろん子ども達が望むなら、寄り添うべきと思うが。
このお年頃の憂いは確かにある。
ある時は、私に初孫ができたという噂が流れた。それは、私のわりと近所に住む2つ上の大好きな友達Yちゃんの孫生まれたのが、すり替わって広がっている。もう3人お孫さんがいる。私の初孫の方がセンセーショナルだったのだろうか。

私はコーラスはたった14人。他のコーラス団体より若い。
詩にもかいた「ひめ幼稚園お母さんコーラス“プリンセス”」から変化してきてできたグループで、歌う事より友達といること重きおく子もいる。
 
コロナ禍、楽譜が、ポスティングされた。私達は、本格女声三部合唱をやってる。アルトの音とり音源作ろうかと、ピアノ触ってみても、「私には、労力がかかるなぁ。」また触ってみた時も「私だと正確じゃないかもしれない」「そうだ、会費も集めてないし、先生に音とり音源作ってもらおう」
提案してみる。しかし、皆ボイスメモという機能がわからない。
もう、新しいものに、抵抗感、拒否反応を示すお年頃。説明するのに、LINE上で一苦労。パートごとにグループLINEが、あって皆スマホ持ってるのだが。それも辛うじて。
「音楽だから、うちは請求書の額が跳ね上がってできないかも」
「通信環境によっては通信が途切れるのでは?」
「録音の際、先生のお宅に誰かいかなきゃいけないよね」・・・
アルトの尊敬するSちゃん(去年、初孫)は、介護士さん。一言目が「私は利用者さんが、一番大事だから」と。もう神経がそれで頭いっぱいだった。救いたかった。
娘のアドバイスで、一聞き瞭然とすぐパッと録音した。
「○○○のみなさーん。起立っ。ジャーン♪礼、ジャラン♪着席っ。ジャージャ♪おーしまいっ。」
と送った。ウケた反応きたのは、Yちゃん。流石わかってるぅって。でも、「私にはムリかも」・・・?Yちゃんも、子育て落ち着いてから勉強して看護師さんになった尊敬する誇るべき友達。
とにかく皆に理解してもらい。先生にお願いすると、「とりあえず、来れる人だけでも来てもらって、(先生の)ピアノ教室の発表会に出て欲しい」と。「ボイスメモなんか使ったことないから」
・・・
またアルトのIさんは、「練習には孫が生まれたばっかりだから、練習には行けないわ」と「もしかして妊活してた娘さん?」
2年前くらいに娘さんが、「2回目流産した時、どうしようもなくて何もしてあげれなくて、かける言葉もなかった」と話してた。
何かが欲しくて手に入らないとか、失うとか、ではなくお腹に宿したものを失う感覚とはいかなるものか。娘さんは、私の5つ下とかだった。その後も最近の妊活の話などしていた。
「初孫おめでとう‼︎」
私は感動で涙が滲む。で、
「娘の苦しみは
 母の苦しみ
  
 娘の喜びは
 母の幸せ」
かいてしまった。意図せずして詩になってしまった。
はい、ドン引き。
皆さん、何かの引用と思ったのだろう。私のLINEの名前も“なゆた”となってて、聞かれるとペンネームだと話すのだが、みな新しいものに手を出さないので。人のコメント欄で、エッセイや詩?を書いてしまったり、いつもすみません。まあ、やってしまいました。

私は、お仕事で、県外、名古屋もあっちゃこっちゃ行くので、うつしたくないから、2回あった話し合いも遠慮してきたのだが、先生が「来て欲しい」と言われ、先生のお宅へ行った。来たのは4人。先生は、私達のためのアレンジし直した手書きの楽譜だった。どうやってアレンジしたかを、聞いた。

ここから、勝手な思い込みで暴走する。暴走してるとは自分でも理解していた。長年の友達は「私ができる事ならなんでもやらせてもらいます」というスタイルなのは知っていた。
楽譜を打つアプリで手書き楽譜を写譜し、パート別音とり動画を作った。
お酒のつまみにプチプチ。私は楽譜だけでも好きとわかった。ちなみに頭で音はならないです。

Go Toで、ディズニーに行った。これは前から決まっていたタイミングがGo TOだった。社会人になった下の娘が連れてってくれた。「お母さんは、シーに行ったことないのに、しーはシーにいつのまにか何度もシーばっか行ってるから、お母さんをシーに連れてって。ねぇしー。」上の娘の時は、ユニバに連れてってもらった。
シーへは、娘達のプラン、予約で、贅沢だった。で、Sちゃん、Yちゃん達がどんな思いでいるか。シーのキラキラを観ながら「私だけ幸せで・・・」涙した。

新幹線でも、楽譜を持ち込み打ち込んだ。

動画を4本作り各パートに送った。動画を見て一目瞭然だった。楽譜がスクロールしながらピアノの伴奏と各声が流れる。のと全体の。
普段繋がってない、ソプラノ、メゾの子達からも、直接お礼をいただいた。
添えた文に。
「課題とか、宿題とかではなく、気まぐれに歌ってみたら、気が紛れたら、幸いです。私の勝手な思い込みで暴走してすみません」
もし、4月のピアノの発表会に出れなくても、もしかしたら、「今度のボランティアで何歌う?」「あの曲やろうか」なんてキセキがあったらいいな。もちろん、この言葉はみんなのプレッシャーになるといけないから言わないが。
みんな、「歌いたい」と「会いたい」と両方大事なのです。

一年の集大成のイベント(2月)は、誌面に数字をかさ増し吊り上げられた。不幸もあった。今年の中止は去年の8月には決まった。
本当にコーラス再開するのは、本当に難しい。存続さえ危ぶまれているコーラスサークルもある。いつになるかわからない。

私の生活も一変し、正直、元に戻るのには、またパワーがいる気がする。

星野源のオールナイトニッポンで、♪うちでおどろう♪を投稿した吹奏楽部、合唱部etcには、大会がなくなったからと「ゴールド!金賞‼︎」と言っていた。「ママさんコーラスとかも、嬉しいなぁ」と言ってくださった。こんだけのバカの私がいても無理そうです。

人は会わなければ、心の向く角度がズレる。LINE上で、ジタバタしたこと2ヶ月。会いたい。みんなで歌いたい。
このお年頃の憂いを語ろう。
子ども達の成長を祝おう。

発足時、「グループ名、何しましょう」と

私が「ひめ なのでプリンスはどうでしょう」と言って

“プリンセス”になりました。

↓詩「母娘」


載せるタイミング内容迷いました。昨日、広報メールるで、この地域コロナ病床満床と送られてきました。

2021.1.1



ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?