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聴知覚!音を捉え、言葉がわかるとは!?

脳外ブログ 臨床BATON

皆さんこんにちは😄♫♬
臨床BATON 344日目を担当します、訪問リハビリでスーパーSTを目指すyuccoです。
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#臨床BATONスーパーST

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新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️

《はじめに》

子供の自然な言語発達においても、聴知覚の重要性は指摘されています。
Guberinaは「聞き取り知覚と発音は互いに作用しあう」と述べているように、まずは聴く力の回復が土台です。
聴くとは、具体的にどのようなメカニズムなのでしょうか!?
そのメカニズムを理解した上で、自然な発達を促す視点や臨床での失語症治療の着眼点を考えていきます。

《聴くとは》

ことばを聞く過程として、言語音が空気の振動を伝わり耳に入ってきて、内耳で電気信号に変わります。
そこから神経を通って大脳の聴覚皮質で聴覚として感覚が捉えられ、言語音であり日本語でありどの音であるなど知覚化されたのちに意味概念へと理解が進みます。

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この過程の中で、まずは感覚刺激である「音について」「感覚としての聴覚について」「知覚としての聴知覚について」「聴知覚の改善=喚語能力の改善について」まとめていきます。

《音(言語音)とは》

音とは、空気の振動や物体の振動によって伝わり感じ取れるものです。
耳は音を感じる聴覚器官です。

音の三大要素として、「大きさ(dB)」「高さ(Hz)」「音色」があります。
音の「大きさ」とは、音のエネルギーである「音圧」のことで、大きい、小さいが決まります。
大体普通の会話は60dB程度の大きさです。

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音の高さは、1秒あたりの振動数で表し、単位はヘルツ(Hz)を使います。
振動の少ない方が低い音(低周波)、振動の多い方が高い音(高周波)です。

人間の耳は、20Hz〜20,000Hzくらいまでの音を聴くことができます。
人の話し声程度の200Hz〜4000Hzくらいまでの音は、特によく感じます。
人間の聞き取れない20,000Hz以上の音は「超音波」と言われています。

加齢と共に、高周波数帯域での聴力が低下してきます。
日本語の母音は低い周波数帯域で聞き取りますが、子音や摩擦音/s/,/f/,/k/,/t/などは高い周波数帯域にあり、「高菜(/t/)」と「魚(/s/)」など言葉を聞き間違えることがあります。

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《聴覚とは》

空気の振動として音が外耳に届きます。
外耳道を通り、中耳にある鼓膜に振動刺激として伝えられます。
鼓膜から耳小骨で増幅され、内耳にある蝸牛が振動を電気信号に変えます。
蝸牛神経を通して大脳に伝えます。

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蝸牛神経から大脳の聴覚野にいくまでの間には、下記図の経路があり、周波数分析を行なっています。また一次聴覚皮質にも、特定範囲の振動数の音に強く反応する小区域がモザイク状に散りばめられています。

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