失語症を諦めない!〜発症3年経った伝導失語症例の改善〜
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失語症を諦めない!〜発症3年経った伝導失語症例の改善〜

脳外ブログ 臨床BATON

皆さんこんにちは😆🎵🎵

臨床BATON 295日目を担当します、急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
S Tの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♪

脳外臨床研究会の活動の一つ、脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️

また、今までのyuccoが書いた臨床BATONの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATON スーパーST

《はじめに》

急性期の病院勤務をしていると、患者さんの3年後や5年後の予測をして介入することがとても難しく感じます。
目の前の現象にとらわれ、病棟内自立や自宅退院を目指すけれど実際の退院後の生活や仕事や趣味をどれだけ予測して関われるかというと難しく感じます。

今回、発症から3年が経過し1年弱の失語症リハビリにて改善がみられた症例さんを経験しました。
神経学的回復が落ち着き、機能的回復段階にてどう言語の再学習を進めていき言語機能回復に繋がったのかをお伝えしたいと思います。

《症例紹介》

年 齢:50代
性 別:男性
仕 事:経営者
趣 味:ゴルフ
現病歴:ゴルフ場で倒れ、左被殻出血を発症
手 術:定位的脳内血腫除去術を施行

《脳画像》

発症時は意識障害があり、食事は嚥下食(全粥・刻みとろみ)を介助にて摂取されていました。
顔面を含む右上下肢の運動麻痺があり、筋緊張は低下。平行棒での介助歩行がやっとの状態であり移動は車椅子を使用されていました。
コミュニケーションは、頷きやジェスチャーは可能なものの、有意味語は復唱レベルから困難だったとのことです。

《発症3年後SLTA評価》

被殻出血発症から3年がたち、理学療法は訪問リハビリや自費リハビリで継続しておられるものの、言語療法は回復期退院以後は継続されておらず、訪問リハビリで訓練を開始しました。
発症3年後初回SLTA(標準失語症検査)の結果は以下の通りです。

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