
運動学習においてどんなフィードバックが効果的か?
スキ
5
皆さん、おはようございます🌞
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
第308日目を担当する、理学療法士のシミーです!
前回は『運動学習における小脳の役割〜内部モデルを作るための考え方〜』というテーマでした。
今回は、運動学習におけるフィードバックについてまとめていきます。
臨床においてセラピストの方々は必ずフィードバックをします。
この「フィードバック」という言葉は世間一般に広く使われていることはご存じだと思います。
私たちセラピストにとっては、臨床実習中にバイザーからのフィードバックをもらいますね。主に、人材育成や教育の場で使われることが多い言葉だと、私自身認識しています。
このことから、患者様にフィードバックをする際にはそれがプラスになることが前提でなければならないのです。
何気なく伝えているようなこともあるかもしれませんが、本当にプラスになっているのかを振り返ってみてください。
○運動学習とフィードバックの関係
まず、運動学習の定義です。
運動学習とは、
“巧みな課題遂行の能力を比較的永続する変化に導くような実践あるいは経験に関係する一連の過程である”
簡単に言うと、ある運動を応用したり変化させたりすることができるレベルまで到達させるための過程のことです。
運動学習においてのフィードバックとは、
”運動から得られる情報のことをいいます”
運動学習という過程においてフィードバックは、運動を修正していくために用いられるものです。
タイミングとしては、運動中あるいは運動後に用いられます。
適切なフィードバックがあるかどうかによって運動学習がスムーズに進むかに関わってきます。
また、運動学習でフィードバックと混同しやすいものとして、“教示”があります。
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
脳外臨床研究会メンバーが日頃から思っている『臨床の悩みや発見』を『臨床BATON』というテーマで、読者の皆様と共有し、全国のセラピスト達と毎日バトンを繋いで、一緒に学び、成長していくことを目指しています。
そんな熱い想いを持ったメンバーが集まっています😊!